基本に戻って、良くなって来た!かな? ②
【全開までのあらすじ】
子牛を大きく生ますためには蛋白だということでバイパス蛋白を親牛に給与。
果たして結果は?
-----------------------------------------------------------------

加熱加糖処理大豆かす(バイパス蛋白)は第1胃で分解されず小腸で吸収されます。

これなら簡単と、僕は親牛1頭当たりの増し飼いとして通常の餌プラスバイパス蛋白を1.5キロ追加給与しました。

これは通常よりもめちゃくちゃ多い給与量です。

ただ、試験的にはっきりした結果が見たいためにあえて給与してみました。

当時子牛の生時体重は飼養管理では大きくできないと言われていました。
(餌の増し飼いの必要性は当たり前のようにずっと言われていたのですが、実際には増し飼いで生時体重を大きくすることはできないと言われていました)

しかし結果はどの子牛も大きく、勢いのある子牛でした。

この時僕は確信しました。

飼養管理によって生時体重は変わると。(後でわかるのですがこの考えは若干間違いでした)

しかし、1.5キロも高価なバイパス蛋白を使うことはコスト的に合わず、続けることができませんでした。

その一方で当時の僕は生時体重を大きくできたとの思いから、自分の技術を過信してしまい、いつの間にかすべてにおいて改良をすることをやめてしまっていました。

そしてなんと、次の年には基本的な技術である分娩2ヶ月前の増し飼いすらやめている自分がいました。

基本技術にプラスではなく、基本から逆行していました。

今思えばどうしてこう勘違いしていたのか不思議ですが、当時の僕は自分のすることは何でもうまくいくといった完璧な勘違い状態の中にいました。

気づいた時には時遅し。

増頭しているにもかかわらず、その年の売り上げは前年比の75%と大きなダメージを受けてしまっていたのです。

(つづく)



にほんブログ村 企業ブログ 農業・林業・水産業へ
↑ブログランキングに参加中。
現在、農林水産業で1位です!
かなり励みになっています。ありがとうございます!!
1日1回、ちょこんと押していただけるとうれしいです!
[PR]
Top▲ | by beefcattle | 2010-01-23 21:46
"Fallen Leaves" Skin
by Animal Skin
<< 放牧経産牛のご感想 | ページトップ | いのちをいただく >>