蹄のカス
こんばんは~。
この1週間は削蹄まみれです!
1週間で5日入っています!!

削蹄のときは朝の5時から夕方の3時まで外に出ています。
そうなると空いた時間を使って牛飼いをするので結構忙しいんです。

思い返せばそんな時は両親がいつも助けてくれていました。
僕が就農して4年目に家族みんなが但馬に引っ越して来てくれました。
実家だった思い出のつまった家を販売して、今は近所にいてくれています。
孫の相手も牛の相手もしてくれて、本当に助けられています。
ありがたいです。

実は自分ひとりの力で牛飼いをやっていると思っていた時期がありました。
今思えば恥ずかしいです。
生まれたこと自体から自分ひとりの力じゃないのにね。


話は削蹄に戻ります。

削蹄とは牛の蹄を切り、整え、牛が快適に過ごせるサポートをする仕事です。
今日も牛の脚を持ち上げ、鎌でつめの裏を切っていました。

切っていくと蹄のカスが、パンパンパンって真上に飛んでいきます。
鎌は前方に向かって進むのに蹄のカスは真上に飛ぶ。

実はこれ、最初はこういかないんです。

削蹄を始めた頃は、鎌が走らないのでちょびっとした削りカスが真下にポトポト落ちるだけ。
ちょこちょこ削るので、つめの裏もガタガタです。
切るまでの時間もかかり、時間のかかることで牛も嫌がり、ますます時間がかかる。
こんな蹄カスでは仕事になりません。
d0099005_1835322.jpg


鎌が走るには研ぎ方から入り、保定の仕方、脚の持ち方、鉈のたたき方、そして鎌の使い方すべてが関与します。
そうして切っていくとこんな削りカスが真上にパーンと飛んでいくんですね。
d0099005_1841744.jpg

牛の蹄は誰でも切れます。
車の運転みたいなもんです。
初心者からF1ドライバーまでいます。

うまい人と下手な人を簡単に見分ける方法。
そのひとつが削りカスです。

そう思うと、こうやって切った後にカスを見るのも自分の成長具合が見れて結構楽しいです!


ちなみに削りカスは1時間ほどすると水分が抜けてカチカチになります。
薄いので向こうが透けて見えるんです。
色つきのクリアファイルって感じですね。

たかが削りカス、されど削りカス。
面白いです。


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Top▲ | by beefcattle | 2010-01-31 21:51 |
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