すきま時間で効率化?
牛は人からでる「気」を感知します。
ミルクをやっている時などは特にそう感じます。

たとえば焦っている時などはミルクを飲みに来ない牛や、距離をとる牛が出ます。
表面上は「よしよし」な~んて優しく言っていても分かっちゃうんですね。

今日もまた失敗しました。

我が家では子牛の飲み水はホースで水桶に入れます。
普通はウォーターカップという自動で水の出る装置をつけるのですが、水桶が一番飲みやすいので毎日2回水を入れることにしています。
この水を入れる作業、1回に20分くらい(1箇所5分)かかります。
その間はじっと水桶の前で待っていなくてはいけません。

でも、僕はせっかちなのでじっとできないんですね。
今日はその時間を使って子牛にミルクをあげようと思ったんです。

すきま時間を使って他の作業をすれば効率的だ!!!
・・・・なんていうのは僕の場合短絡的な答えです。

水を流したままミルクを上げようと子牛に近づきますが、子牛はいつもと雰囲気が違うため寄ってきません。
早く飲まさないと水桶の水が溢れてしまいます。
ニコニコしながら近づきますが、牛にはしっかりと焦る「気」が伝わっています。
飲みません。
よけい焦ります。
よけい飲みません。
水はどんどん水槽に入っていきます。。。

ミルクを置いて水のほうに行けばいいのですが、つくってしまったからには飲まさないとミルクが冷めてしまう。
「ほれほれ、飲めよ~」と言いますが、
飲みません(笑)

そうこうしているうちに・・・「ああ!水が~!!」
水はこぼれ、片付けに時間をとられてしまいました。
さらに、ミルクは冷めてしまい、おとなしく飲んでいた他の子牛達も僕がいなくなったとたんミルクの奪い合いで混沌とした状況に。
おまけに母牛がホースをかんで穴を開けてしまった・・・・
もう、ダメダメですね!

頭の中は「作業の組み立て方」でいっぱいになっている。
これじゃぁかえって非効率だ。

ひとつひとつきちんとこなし、空いた時間は周りの観察や計画やアイデアを考える時間としたほうがよっぽどいいのに・・・
たった30分そこらを短縮するために2~3時間、作業を効率的にしようと頭を無駄に使う。

わかってはいるけれど同じ失敗をする。
それは余裕がないから。
余裕がないのは準備不足。
すべてはそこから。

そもそも、「いかに短縮するか」というやり方は生き物を飼う仕事としての考え方を間違えている。

一つ一つをしっかりマスターするから牛が短時間で見れるようになる。
そして結果的に無駄な時間は短縮される。

短縮や効率ありきじゃダメですね~。
準備準備。

反省します。


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Top▲ | by beefcattle | 2010-02-15 23:37
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