子牛品評会
今日は子牛の品評会がありました。
簡単にいえば子牛の美人コンテスト。

我が家からは雌の部で「てるきく」が出品しました。

正直な話僕はこの品評会や共進会があんまり好きじゃありませんでした。

1等賞取ったって別に良い肉になるわけじゃない。
「農林水産大臣賞」とか、お肉売る時に宣伝に使えるかもしれないけれど、実際消費者には全く関係ない。

時代に合っていないって思っていました。

昔は品評会で1等賞取った牛は最低100万円と言った時代があったようで、子牛価格に直結する品評会には取り組む意味が十分あったと思います。
また、たくさんの子牛を産む「連産性の高い親牛」は肩つきや背線などの体型が大切。
そのためこういった品評会の場は意義があった気がします。

しかし、今は子牛価格は枝肉成績や血統構成や発育が評価のほとんどを占めます。
さらに10産を超えるた母牛の子は価格が急落するため、昔のように体型の良い牛を残し、連産長寿させる事がなくなりました。

そんなこともあってか、僕は子牛品評会に何の魅力も感じていませんでした。


でも、ここ最近考えが変わってきました。


品評会に向けて取り組むと、子牛の運動をしたり、削蹄で体型を整えようとしたり、すごく1頭の牛にかかわる時間が増えたんです。
なんか時間があったら、いつもその牛を眺めています。


僕が牛飼いを始めた当時、5頭しか牛がいませんでした。
だから1頭1頭の牛としっかり向き合えました。

でも、数が増え、50頭になると1頭1頭は見るんですが「向き合う」という感覚は無くなっていました。
こういう品評会って一見無駄に見えることもあるんですが、牛と向き合うことになるので「牛を見る目」を養う勉強にもなります。

僕は牛飼いを始めてとにかく新しい知識を導入しようと色々やりました。
知識は増えました。
でも、牛を見る目がついてこなければ知識なんて役に立たない。
今さら分かりました。

なんだかんだ言いながら品評会に魅力を感じている日々です。
ここが今の僕の牛飼いとしてののびしろだと思います。

ちなみに「てるきく」は3等賞・・・・
(3等賞は参加賞です)
発育は良かったけど、背線が緩かったです。
品評会は終わりましたが、この子は販売せず自家保留。
我が家でお母さん牛として活躍してもらいます!
期待しています!!


1等賞の1席はこの牛。
いい牛です!
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1等1席とりたいな~。
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Top▲ | by beefcattle | 2011-09-09 21:49 |
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