力を借りる
今日は地元信用金庫の友人がコンサルに来てくれました。

もう3回も足を運んで頂いています。
本当に感謝しています。
別にメインバンクでも何でもないんです。
ただ「一馬さんみたいな人には大成功してもらわないと困ります!!」って、応援していくれているだけなんです。。。。

僕は基本的にへたれで悪人だと思っているので。
心の声は「いやいやいやいやもうほんとへたれですから。。。いい顔、上っ面だけですから。。。」
と言っていたのですが、状況が状況だけに、思いきってお願いしました。

牛飼いしてて何がキツイかって、牛が死ぬ事ももちろんですが、お金がないんです!!
(「そんなん俺もや!」って牛飼いからの突っ込みが聞こえそうですが・・・)

農業って、公務員や会社に勤めている方とちがって年々収入が増えるってものではありません。
60歳の時より、30代の方が動けるので出来る事も多く、この時期に仕組みを作っていないと年々体力的に衰えてきて収入は下がる一方。という場合がリアルにあります。

僕の場合、新規参入で借金が多くて大変。。。という隠れ蓑がずっとありました。
マイコプラズマで子牛の事故が多発し大変。。。というのも事実ですが、隠れ蓑でした。

単なる『いち経営者・いち牛飼い』として、いかに未熟であったか。
金融のプロの友人や農業改良普及所の方との話の中でを知る事が出来ました。

相談して本当に良かった。。。

海水浴で手漕ぎボートしてたら遭難しちゃって、頑張って漕いでるんだけど、オールが割りばしで、借金という嵐や、子牛の多発死亡事故という嵐に耐えながら、この嵐が過ぎれば!と踏ん張っている。
でも海岸に向かって漕いでいるつもりなので、いつかは着くと信じている。

それが、今回全部さらけ出すことで

『ここ、インド洋ですよ』って教えてもらいました。

もう「うぇぇぇぇ~!!!!」って感じです。

その状況で、「こりゃこのまま漕いでたってあかんで!もう、インドに寄って根本的に船を作るとこから始めて航海し直そう!!」という内容を示唆頂きました。

このお金の話は、さすがの僕でも今はぶっちゃける気にならないくらいリアルで引くネタですが。
新規で始める人や今牛飼って行き詰っている人には最高のネタだと思います!!

でもメインディッシュになるまで待ってて下さい。
今はする事がいっぱいで、ブログはあくまでガス抜きです。
そのうちぜ~んぶまとめて、詰め込めて、本にして、印税がっぽりもらいますので!!!
お腹すかせて待っていて下さい!!

コンサル用ににまとめてくれたレジメが素晴らしく勇気が出るタイトルでした。

『田中家が一致団結して乗り越えてしまう「壁」』

素敵でしょ!!
たった1行のタイトルですが、どんだけ心を引っ張り上げてくれるんだって感じのタイトルですよね!!!
もちろん内容はシビアで、やるのは自分自身なんだけど。
こういうタイトルを頭に持ってくる友人はやっぱすげぇ心強いなって思った。
だって信じてくれてるんだもん。


今回、鬱やマイコで弱っていた自分が思ったことは「人の力を借りようという」事でした。

それは手当たり次第にお願いばかりするのではなく。

一人にならないという事。

今まではご厚意で差しのべてくれていた手も、受け取らないようにしていました。
「なんか申し訳ない。」
「いつの間にか依存してしまうような気がする。」
「頼んだは良いが、疎まれるのは嫌だ。」
「自分の底がばれてしまう。」
「もっと相手にとって恥ずかしくない実力をつけてから・・・」
そんなちっちゃなプライドが邪魔して、素直に差し出された手ですら必要ないそぶりをしていました。

でも、自分ひとりで出来る事ってほんとうにちっちゃなこと。
限界を何度も何度も感じていました。

「自分ひとりでもやる覚悟」と、「自分ひとりでやる」ってことは全く違う。

そこがわかってなかった。

自分の器の大きさは自分が入れるものでしかなかった。

もっと自然に生きよう。
もっと嫌われよう。
もっと好きになろう。
焦らず、堅実に、前を見て。

無様でもいい。

ぶっちゃけコンサル中はいい感じで集中し、やる気満々でしたが、さっきまでは打って変わって久しぶりに布団から出られないくらい落ちていました。。。
(こういった鬱の典型的な波は現象に関係なく出てくるので、焦らないでいきます。そうそう絶好調とはいきません。こんな日もあって当然です!)
でも、寝ている時に農林事務所の友人が訪ねて来てくれて、ちょっと気持ちが落ち着いたのでブログも今書けます。
それで良いんだと思います。
今のベスト。

昨夜、家畜保健所から3回目のマイコプラズマの検査結果が届きました。
2回目に続き、母牛子牛ともマイコプラズマ・ボビスはオールマイナスでした!!

「母牛も含めて全部見てほしい!」と、年度末で、移動もあり、忙しい時期に、間髪いれず対応してくれた和田山家畜保健所の皆さんに本当に感謝してます!!
ありがとうございます!!!

力を借りる。
なんて素敵な事なんだろうと思う。
なんて大きな力なんだと思う。

利用するとか、時間を奪うとか混合しがちだが対極だ。

なんちゅうか、シンプルなんだなって思った。
人間関係って。
ややこしくさせてるのは全部自分の心。
好きなら好きでいい。
嫌なら嫌でいい。
煩わしさもまたよしと思う部分も味があって良い。
難しく考えんでいい。


ぼちぼち削蹄も復帰しますが、削蹄のつながりってめっちゃくちゃ深いんです。
親方がいて、兄弟子がいて、兄弟子は弟弟子が憧れるような存在で、厳しく、優しく。
絶対的な上下関係はあっても、それが苦痛じゃなくって(最初は親方にぼろかす言われるわで嫌で嫌でしょうがないけど)、依存するわけではなく、信頼しているんだけど、いつかは抜いてやるっていう野心もあって。
でもそうそう簡単には抜かせてくれなくて。
困った時には正直に言えて、だから後輩にも力をかそうって思えるようになって。
そんな感じ。

こういった関係って上っ面じゃ作れなくって、日々糞まみれになって、重たい牛の脚持って、ひーひー言ってついていって、いつの間にか自分で切れるようになって、とかってリアルな積み重ねで作られていったもの。
面と向かっては言わんが、つめきりメンバーはおもっきり信頼している。
だから頼みごとも、相談もできる。

力を借りるってことは『相手を信頼してる』ってこと。
だから遠慮はしない。
だから真剣に借りることにした。

明日は、鹿児島からシェパード家畜診療所の蓮沼診療所長が来てくれます。
もちろんかかりつけ医の農協獣医さんも来ていただきます。
みんなで色々と衛生対策について意見交換が出来ればと思っています。

ありがとうございます!
これからです。

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Top▲ | by beefcattle | 2012-03-25 17:43
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