#800
最近思うように鎌が走らないので砥石を新調しました。
削蹄道具は全て砥石を使って手で砥ぎます。
砥石にはザラザラしたものからつるっつるの物まで千差万別。
#250などと書いてあるものは表面が粗く、文字通り粗く砥げます。
粗砥は大きく欠けた刃物を直す時や、ぶ厚い鉈を薄く寝かせて砥ぎ直すときなんかに使います。
細かいものになると#8000など。
仕上げ砥石なんて言われていますね。
#の数値が大きくなるほど刃はピカピカのスベスベになりますが、砥ぎ終わるまでに時間がかかり過ぎ、歯こぼれの多い削蹄道具を砥ぐのには向いていません。

いつも使っていて丁度いいのが#1000。
以前#1200を使った時は砥ぎ終わるまでの時間が全然違い、たった200の差でも大きいなあと思ったものでした。
なので今回も#1000を探したのですが、どこのホームセンターにも#1000だけ無いのです!
かわりに#800と#1200が。。。。
「1200は嫌だなあ~。800か~、切れ味悪くなるんじゃないかな~。」
と思いながらも#800を購入しました。

しか~し、#800、良いですね~。
寝かして砥ぐのに丁度良い!
(上が砥いだ鎌)
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今まで相当癖のある砥石で砥いでいたので、砥ぎ直すのに30分くらいかかりました。
砥ぎながら鎌を見ては「ここの刃の角度と触った感触がいい。。いい~。。。」などと一人でニヤニヤ。。。
砥石の#数が大きくなるほど綺麗な刃になりますが#800でも十分。
今日も削蹄だったのですが、気持ちいいくらい鎌が走ってくれました。

削蹄を始めた当初は中々鎌が砥げず、何時間もシコシコと砥ぎ続けて砥石に擦れた指から血が出るなんてしょっちゅうでした。
でも、いくら砥いでも上手くならない。
削蹄しながら砥ぎ方も順々に分かってきた気がしています。
砥ぎ方も人それぞれの癖があって、切る人の切り方の癖に合わせて微妙に違います。
それも削蹄の技術の一つ。
切る牛の蹄の状態によっても微妙に砥ぎ方は変わる。

簡単そうでも奥が深い「砥ぎ」
ちょい粗めの#800が思ったより使い勝手が良かったというお話でした。



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Top▲ | by beefcattle | 2012-08-02 21:16
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