但馬家畜市場9月市
9月12日は牛市でした。

本来なら9月・10月・11月・12月は毎月6~7頭出荷するのですが、今月は3頭だけ。
来月は1頭。。。

死んだ子牛達の精神的なダメージから回復して来た頃に、資金的なダメージが目に見えてきた感じです。
乗り越えていくしか道はないので、受け止めて進むだけです。

今回の牛市で久々に名簿を見ずに1頭1頭の牛を見ました。
そして改めて思った事。

肥った牛が多い。。。
そして、その牛の値段が高い。
(子牛は脂肪つけて出荷すれば体重が乗って高く売れる。そういった牛は購買先で大成しないと言うのが通説。しかし、それでも肥った牛は依然高い)

そこまではある程度お馴染みの光景でもあるんだけど、

肥えておらず筋肉質で体重も乗っている(DG1以上)牛の評価が、単に肥っている牛よりも低い。
何故???
すごい技術だと思うんだけど。。。(僕の技術とは見ている次元が違う。。。)

農家ごとに牛の個性、飼い方、考え方が見事に出ている気がしました。

でも何言ったって、結局は売値というのは決められない。
値段を決めるのはお客さん。
自分で本当に決められるのは経費だけ。

だからこそ目先の売値とその牛の姿に踊ったらあかんよな。。。
自分の目指す子牛の価値は。。。
そんな事を再確認しました。
そのためにも「経費」が大事。

今回5年ぶりくらいに配合飼料を変えたんですが、
260日齢で乾草6kg、配合4kg、出荷前は乾草6.5㎏食べるマスができました。
但馬牛です。
自分でもびっくりでした。
(牛飼いじゃないと分かんない感覚ですいません。)

毎日牛を見ていて、納得がいって牛市に出したのですが、何か周りに比べて貧相。。。
だけどただ単に大きい牛にするのって違う気がするし。
更に今の飼い方も経営的に良い方法かと言えば、ずれている。
まだまだ高コスト体質、儲けが少ない。

もっともっと勉強しないと生き残れないなと感じた牛市でした。。。

市況は
雌118頭 最高741,300円 最低217,350円 平均363,647円(前年同期比39,185円安)
去勢222頭 最高598,500円 最低306,600円 平均439,936円(前年同期比2492円安)
我が家は去勢3頭で平均ちょい上くらいで買っていただきました。

ご購買いただいた肥育農家の皆様、ありがとうございます。
もっと「飼いたい!」と思える牛で、しっかり食べ、すんなり大きくなり、出世する子牛生産に励みます。

もっともっと安く子牛を仕上げていきたい!
それは牛の事を理解し、牛の事を考えないと出来ない事だと思うから。
そして利益をしっかり出して、自分の大切な人や牛や物事に還元していきたいな。

あ、ちなみに1頭導入しました。
「あきふく3」ちゃんです。
父:丸富土井 母:あきほ5 母父:福芳土井 母母:あきこ 母祖父:照長土井
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だいぶ基盤が出来ました。
当分牛は買わず、見えないところをコツコツ地味に進みます。

明日は放牧ツアーです。
毎年毎年緊張するね~。
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Top▲ | by beefcattle | 2012-09-15 21:33
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