屠場で出会った蹄
屠場で出会う牛の蹄は、【伸びに伸びたひどいもの】から【そこそこ収まっているもの】までさまざまなのですが、パッと目を引く蹄に出会いました。

d0099005_18185827.jpg

きれいに整っています。

早速携帯でどこの牛か調べてみると、3か月前に僕らが削蹄した牛だという事がわかりました。
繋ぎ飼いの繁殖牛だったのですが、こんな所で再開するとは非常に複雑な心境です。。。

3か月前に削蹄しているってことは、本来まだまだ現役のはず。
その為に削蹄しているんですから。(もうすぐ屠畜する牛に削蹄はしません。)
何があるか分からないのが牛だなあと思ったものでした。

繁殖牛の場合、1年に1回~2回削蹄をします。
牛の蹄は1カ月で平均5mm伸びると言われています。(飼育環境や削蹄の仕方によって伸び方は全然違ってきます。)
その為、僕らが牛の蹄を上げて見る時には「かなり伸びた」状態なんです。
今回のように切って3カ月経ったの状態の蹄を、ゆっくりと、いろんな角度から見る機会はなかなか無く、とても興味深かったです。

この牛は僕が切ったのか、兄弟子が切ったのかまでは分かりませんが、親方から伝えられてきた削蹄法というのは間違ってないなと感じる事が出来た日でした。

まだまだ未熟ですし、怪我もするし、体は酷使するし、クソだらけになる仕事ですが、削蹄は突詰めたいと思える仕事です。

d0099005_22554536.jpg

(左が前肢、右側が後肢です。)
[PR]
Top▲ | by beefcattle | 2014-02-17 23:03 | 削蹄
"Fallen Leaves" Skin
by Animal Skin
<< 労災に入ろう。 | ページトップ | ようやく良くなってきた >>