肉牛研究会
僕がいっていた大学(酪農学園大学)には肉牛研究会というサークルがあります。
肉牛研究会は学生自身が人工授精から治療、除角、去勢をし、土日は大工仕事や堆肥の製造販売、子牛の育成から肥育までの生産を一貫して行うサークルです。
牛を知らない僕が牛飼いを志すきっかけになった場所でもあります。
このサークルでは年に一度出荷祭というイベントを行います。
自ら育てた牛の肉を調理したり生肉として販売するのです。
今年の肉は日本短角種でした。
日本短角種とは但馬牛や松阪牛、神戸牛、近江牛といった黒毛和種と同じ和牛と言われる牛の仲間です。
日本短角種は生産頭数が非常に少ないため今まで食べる機会がありませんでした。
一般的に黒毛和種より短角は肉質は劣ると言われています。
しかし、一方ではサシはないがヘルシーで赤身がうまいとの話も聞きます。
実際はどうなのか以前から興味があったのです。
また、輸入穀物飼料に頼る一般の牛の飼い方よりも短角の特徴である粗飼料〈草)の利用率の良さを生かした肥育の仕方も以前からから興味をもっていました。
今回肉牛研究会では草をベースに飼い、足らない栄養はアルコール発酵飼料やパン屑といった国産の食品残さを利用した飼い方で育てたと聞きました。
格付けはA2とB2ですので厳しいものがありますが、この考え方はこれからの畜産のひとつの理想像であると思います。

届いた肉は見たかんじは脂が意外に多くイマイチだなといったかんじでした。
しかし、食べてみるとうまい。
脂も甘く、思ったほど脂っぽくない。
全体的に赤身も脂も甘くて美味しくいただきました。
大げさかもしれませんが日本短角とこれからの農業を担う後輩達の可能性を感じさせる肉でした。
しかし、まだまだ負けてやる気はありません。
今後の彼らの活躍に期待したいと思います。
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http://www.rakuno.ac.jp/news/200611/news41.html
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Top▲ | by beefcattle | 2007-01-04 18:41 |
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