アマイ考え
一昨日までは20℃近い気温が続きすっかり気分は春でした。
しかし、昨日からうって変わって気温は下がり、雪が積もっています。
今まで順調だった子牛も今朝は体調を崩していました。

生後21日未満の子牛は15~27℃が快適な気温と言われています。
子牛は寒さからも暑さからもかなりのストレスを受けます。
特に体調を崩しやすいのが気温の差が激しい時です。
昨日今日はまさにそれでした。

しかし、子牛の風邪は気温のせいだけではありませんでした。
僕の中にアマイ考えがあったのです。
前もって天気予報を見ていたため今回の気温の変化は十分対策がとれました。
でも何もしていませんでした。
例えば
①気温が下がる前にウシに防寒着を着せていればよかった。
②隙間風を完全にシャットアウトできていなかった。
③1日の床換え回数を増やしたり、敷き藁をもっと厚めにすればよかった。
と言ったことが上げられます。

①②は、1月でも同じ環境下で風邪等の問題はなかったのに3月の寒波くらいでそこまでしなくてもいいだろうというアマイ考えから実行していませんでした。
「寒暖の差」の重要性は理解していたのにです。
③は、我が家は一般の牛舎の床と比べて毎日わらを贅沢にかえて保温対策をしているし、そこまでしなくても大丈夫だろうという思いがありました。
大丈夫のポイントが「一般の牛舎の床」と言う抽象的かつ的外れなところにいっていました。
よそは関係ありません、あくまでいつもより多めにわらを入れればいいだけのことでした。
そういったことが積み重なり風邪をひく子牛が出たとおもいます。
考えてみれば当たり前の結果ですね。

普段なら問題ないレベルでも寒暖の差を考えれば過剰な保温対策が必要でした。

「まあこのくらいで・・・」と言った考え方をしてしまううちはいつまでたっても同じ失敗をします。
まだまだ全然意識が低い証拠です。
当たり前のことを当たり前にすることは最低ラインでもあり、すべての技術を使いこなす最高の技術でもあります。
これがなかなか出来ないんです。
これを解決するには気合だけでは不十分で仕組み化することがポイントだそうです。

今年は技術よりも仕組みにウエイトを置いて農場全体の質を上げていくことが目標です。

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Top▲ | by beefcattle | 2007-03-07 23:32 | 新規就農
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