お風呂
お風呂と聞いた方で勘のいい人はピンと来るはず。

そうです、朝行ったら親牛を繋いだままで子牛が産まれていました。。。。。
幸い産んだばかりだったため子牛の体温は冷え切っていませんでしたが、あわてて家につれて風呂に入れました。
今までも双子で20日早く産んだ時や2週間早く産んだ時など、お風呂で何度も一命を取り留めたことがあります。
急速に体温を上げるには風呂が一番です!

子牛は最初はポーっと風呂に入っているのですが、あったまってくると「早く上げろ!」とばかりにバタバタしだします。
ここで元気だからと出してはダメです。
元気に見えても体温を測ってみると意外に低いことが多いからです。
1時間くらいは最低でも入れてやるべきでしょう。
って、その前に産室に入れておけって話ですね。。。。

初めて牛を風呂に入れたのは3年前の冬でした。
これも繋いだまま産んでいました。
見つけた時は初めてだったもので頭の中は真っ白!
子牛は動かないし、冷たくなってるし、その上初めての早産(死産)を経験したばかりだったため、かなり動揺してしまっていました。
糞と羊水まみれの牛を軽トラの助手席に乗せ、雪の中を「ごめんなさい、ごめんなさい」と半分泣きながら風呂に入れたことを思い出します。
当時の家の風呂は隙間風がビュービュー入る風呂で、お湯が出ず、追い焚きのみでした。
風呂に水を入れ、お湯が沸くまでドロドロの牛を部屋のストーブの前で必死に拭いたのですが元気になる様子は無し。
風呂に入れた時ももうだめかと思いました。
しかし、意識が朦朧としていた牛も1時間ほど風呂に入れたらすっかり元気になっていました。
お風呂の効果ってすごいですね。


今夜もお産です。
先ほど、第一破水をしたとこです。
分娩して、初乳を飲ませるまでしてたら4時ですね。
牛飼いなら当たり前と言えども、やはりこの時間のお産はつらい。
農家泣かせです。
しかし、風呂に入れるようなことを考えたら、夜でも昼でも無事に産んでくれるのはありがたい事だとつくづく思います。

「お風呂があるから大丈夫!」とならないよう、日頃の観察に力を入れていきたいと思います。

それにしても、なんで牛って極端に寒い時に限って産むんだろう???



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Top▲ | by beefcattle | 2007-03-21 01:56 |
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