プレミアム短角牛①
7月12日(土)、京都の焼肉屋「南山」で行われた「プレミアム短角牛を食すセミナー」に行ってきました。

「プレミアム短角牛って?」の前に、少し牛肉の説明を。
私たちが食べる牛肉には輸入肉、国産牛、和牛、〇〇牛などと表示がされています。

輸入肉とは、おもにヘレフォードやアンガスといった外国種がメインで、名前のとおり輸入してきた牛肉です。

国産牛は「国内で飼育された牛」のことで、国産牛と表示されているものは白黒のホルスタインの♂やホルスタインと黒毛和種のハーフ(交雑種)などです。
和牛も国産牛に入るのですが、国産牛より和牛と表記したほうが有利なため和牛の場合わざわざ国産牛とはいいません。

では和牛とは?
和牛とは牛の品種のことを指します。
和牛にはには黒毛和種、褐毛和種、日本短角種、無角和種がいます。
そのうち約90%が黒毛和種です。
松阪牛、神戸肉、近江牛などの日本3大銘柄牛も黒毛和種という品種です。
(どれも但馬牛がルーツです)
国産牛には現在200以上の銘柄が登録されているようです。
すべてが和牛というわけではなく、十勝牛はホルスタイン。
甲州ワインビーフ、いわて黒牛、那須高原牛、宮崎ハーブ牛などは交雑種。
と、定義は各銘柄で様々です。
なんだかややこしいですね(笑)

さて、
今回いただいた「プレミアム短角牛」は和牛の1種である日本短角種。
日本短角種は昔から東北にいた「南部牛」にアメリカから輸入した「ショートホーン種」を交配し、つくられた品種です。
黒毛和種のように霜降りが入りにくかったため、牛肉の自由化時に輸入肉と競合してしまい子牛価格が暴落。
そのため頭数が減少してしまい、今では3000頭しかいません。
この牛、現在の霜降り重視の牛肉市場では評価は低いのですが、黒毛和種よりも優れている点がありました。
それは
①粗飼料の利用率が高い(穀物にたよらなくても草だけで大きくなる。)
②乳が黒毛和種の3倍出る。(子牛の時期に放牧だけでもすくすくそだつ)
といった点です。
日本の草資源を活かした牛肉生産をするにはもってこいの牛なのです。
そうは言いつつも今までの短角牛は黒毛和種とおなじく生後10か月から出荷までは牛舎の中で濃厚飼料(輸入穀物)をメインにやっていました。
しかし、このプレミアム短角牛はなんと70%を自給トウモロコシを使っている安全安心で自給率の高い牛肉なんですね。
一般の牛肉の自給率が26%なのに対してプレミアム短角牛は70%です!!
これは一度食べなきゃと思っていた矢先、僕がずっとお会いしたかった農産物流通コンサルタントの山本謙二さんが「プレミアム短角牛を食すセミナー」をで公演されるというのでとんでいきました。

(写真が多いので、つづく)d0099005_2375150.jpg














                                              やきにく南山さん
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Top▲ | by beefcattle | 2008-07-14 23:45
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