小学校体験記①
先日隣の香住区長井小学校で学習発表会があり、見に行ってきました。
5年生が但馬牛についての発表をすると先生から聞いていたからです。
妻と2人でワクワクしながら小学校に行きました。

みんなで牛について話すのかなあと思っていたのですが、なんと昔の長井地区の牛飼いを再現した演劇だったのです!!
村のお年寄りの方々に聞き込みをして作ったそうなんですが、ものすごく勉強しているし、ちゃんと何度も何度も調べたんだろうなっていうのが伝わってきました。
終わった後は見学者大絶賛。
昔を懐かしむお年寄りの方も多かったと聞きました。
劇中には牛飼いの僕も知らなかったこともあり、改めて勉強させられるところもありました。
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これは昔の牛舎構造を説明している写真。
そのほかに牛飼いの生活、牛を使った田起こし、子牛の値段の差、牛の性格、牛の利用法(肉、皮、骨、脂、角、毛など)、牛の集め方、競り市。。。。
一つ一つを物語にして30分間見事に発表していました。

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劇を見ながら「こうやって(日常の会話の中で)親から子へ、祖父母から孫へと産業や文化はつながっていくんだなあ」なんて一人で感激。

最後に生徒たち一人一人がこの学習を通して感じたことを言いました。
・「牛の名前のことやマヤ、牛飼いの事を教えてもらって私も牛飼いを始めたいと思いました」
・「私は牛の世話をするのは大変そうだと思いました」
・「昔の子供たちは大人くらい大変な仕事をしていてすごいなと思いました」
・「この学習をしてマヤのことや牛の競り市のことを聞きたかったので良かったです」
・「僕は牛の仕事と手作りの道具について調べて昔の使ってた道具のことがよくわかりました」
・「この学習をして牛は仕事をしていた事や牛の仕事は農作業だったことを知りました」
・「牛は田畑を耕したり、糞を肥料にしており牛と田んぼは仲が良いことを知りました」
・「これからもおじいちゃんに色々教えてもらって米作りのことと牛のことをよく知っていきたいと思いました」
・「牛市のことがよくわかりました。子牛と別れるときはみんなとっても悲しかったんだろうなと思いました」
・「牛はいろいろなものに変身します。牛でも今と昔は様子が違うことを知りました」

最高ですねー。
聞いてる最中興奮しっぱなしでした。

そして最後に代表の男の子の言ったことば。
「たった50年ほどの間に長井地区の人々の暮らしはずいぶん変わってきています。今から50年後、僕たち私たちがおじいさんおばあさんになった時にはどのような長井地区になっているのでしょうか?」

ズンときました。
今当たり前と思っている牛飼いの常識もたった50年前からみると実は非常識なことって多い。
これから50年先、子供たちが大人になり孫の世代になったとき僕らは何が残せるのか。
50年先も今のままがずっと続くって思っていないだろうか?
本当に未来に但馬牛を残していけるのか。
しっかり考えないといけないと思った。
子供たちに教えてもらいました。
みんなありがとう。
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Top▲ | by beefcattle | 2008-12-05 22:52 | 日記
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