子牛の育成は難しい4
8月に放牧場で生まれた子牛の「夢」は僕の心配をよそに元気いっぱいでした。
発育も大きいとはいえませんでしたが、標準の範囲で順調に伸びていました。
雨が降っても、気温が下がっても、暴風雨のときも、雪が降っても子牛は元気でした。
「すごいもんだなあ、これが本来の姿なのかなあ」
子牛を見ながら僕たちは話していました。

結果から言えば生後2ヶ月からの発育が悪かったです。
この発育の悪さは想定内でしたが、初期発育は良かっただけに「このままいくんじゃないの」とへんな期待がありました。
甘いですね。

思い返せば10月下旬からなんだか伸びが悪いような気がしていました。
あんまし大きくなっていないんじゃないか・・・・
なんとなくそんな気がしてきました。

ただ、子牛自体は非常に元気でした。
これは僕の主観だけでなく、多くの畜産農家や農業指導員の方の意見も一致。
なのに大きくなっていない。

それもそのはず、スターター(子牛の離乳食、穀物)もやらず母乳と生草が主食です。
2ヵ月半たって親の母乳も減ってくる、草の栄養価も落ちてくる。
大きくなるはずがありません。

それなのに子牛自体はものすごく元気でした。
便の状態も、顔の表情も、歩き方も。
だから、大きさを基準にせず、体調を基準としてそのまま12月までそこで飼育することとしました。

つづく
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Top▲ | by beefcattle | 2009-03-24 23:53 |
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