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夢わくわくノート
今日も雪が降っています。
「人生で起こるすべてのことは、100%自分の責任」
「雪が降っても自分の責任」 (浜口隆則さん著『戦わない経営』より)
すべてが自分の出番でありチャンスですね。
昨日、糞取りや雪かきに大活躍のボブキャット(ショベル)がパンクしました。
新しいタイヤが来るのは3月上旬。
今まで1時間で終わっていた糞取りが3時間かかります。
チャンスです。
牛を見る時間が増えました!
牛を見ながらこれからの事業を考える時間が増えました!
なんかよくわかんないけど糞取りが楽しくなりました!
机の上や運転中と違いアイデアが次々出ます。
すごくいい!
これからはあえて機械を使わず糞取りをしようかなんて本気で思っています。
何でもとらえ方でチャンスですね!

ほんとに牛飼いって面白いなあと最近特に感じます。
だから、せっかく牛飼いしているのに楽しんでない人を見るともったいないなあといつも思っています。
「お金があったら牛飼いなんてしないよ」
「儲かればほっといても後継者は育つ」
「自治体・行政の指導が悪い」
本当にそうなんでしょうか?
すべての農家が鼻血を出すくらい興奮しながら楽しんで牛飼いをすれば儲かろうが儲からまいが関係なく勝手に後継者は育つと思います。
僕の夢の一つは牛飼いを日本の子供の将来の夢ナンバーワンにすることです。
そのためには牛飼い自身が自分の仕事に誇りと夢を持ってわくわくしながら生きることだと思います。
子供が夢を持つには大人が夢を持つこと。
魅せること。
そんなことを考えているとこで最高にかっこいい人に会いました。
学校の教科書やドリルなどをつくっている光文書院の長谷川知彦社長です。
長谷川社長は子供たちが夢を持てる教材を作りたいと思い続け、『夢わくわくノート』というワークブックを作られました。


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以下、長谷川さんの言葉です。
『小学生の時に「将来の夢」という作文を書いたり、「私の夢」について卒業式で発表したというようなご経験はありませんか?
今、夢を見つけることができずに悩んでいる子供たちがたくさんいます。夢を書けと言われても、夢について考えたこともない子供たちが大勢いるのです。
子どもたちは多くの場合、家庭などの身近な生活環境に影響されて夢を育んでいきます。
しかし、現在の子供たちを取り巻く環境においては、夢を育むための体験そのものが少なくなってきているのではないかと感じております。
夢は、子どもたちを幸せにしてくれる素晴らしい道具です。
夢は、子どもたちを光り輝かせ、未来へと導いてくれるからです。
私たちは、子供たちが夢を見つけるためには3つの「感動体験」が必要なのではないかと考えました。
①「夢モデル」の発見~目標像や憧れとなる人物を発見すること
②「自分探し」の追及~固有の価値観や自然に惹きつけられる感情に気づくこと
③「感動体質」の習得~何事も前向きに捉え、感謝・感動の気持ちを持ち続けること
このような体験を通して、子供たちが自分にとって本当に価値のある夢を見つけ、夢に向かって歩み始めることを支援していきたいと思います。』

そうして完成したのが夢わくわくノートです。
そしてなんとこのノートの「夢モデル」のページに「牛飼い」が載せていただけることになりました(僕ですいません)。
子供たちに牛飼いの楽しさを知ってもらうきっかけになればいいなあと思っています。
子どもたちが夢を持てる社会へ!
牛飼いを夢にしてくれる子供たちの期待を裏切らないような最高に楽しい畜産業界を、微力ですが全力で作っていきたいと思います!





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Top▲ | by beefcattle | 2008-02-25 01:11
活性化大会
先日、地元の美方郡新温泉町で行われた『美方郡農村漁村活性化大会』に参加させてもらいました。
今年は自然環境を生かした農業振興といったテーマで「放牧での牛肉生産」について話す機会を頂きました。
なんと会場の名が「夢ホール」!
夢を語るには絶好の場所です。
当日、約200名もの方が来られていたようで僕自身ワクワクしながら話すことができました!
今まで東京や島根では何度か思いを伝える機会をいただいていたのですが、地元で話をすることはあまりありませんでした。

農業は地域とともにあるものです。
放牧牛肉は地元でこそ共感してもらわなくてはなりません。
だから今回地元の方に「この地域をもっとよくしていきたい!」という思いを伝えることができるなんて、本当にワクワクしっぱなしの1日でした。

この土地で何十年も農業を営んできた方に本当に僕なんかの思いが伝わるのだろうか?
そういった不安も少しありましたが、発表後や後日、「いい発表だった!」「まさにそのとおりだ!」と言ったご意見を頂き、今まで伝わるはずがないと思っていた自分が恥ずかしくなりました。

本気で行動すれば必ず伝わる。
伝わらないのはまだまだ思いが弱いから。
本気で思い、行動し続ければどんな事でも必ず実現する。
ですね。
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今回の活性化大会の記事が11/21の朝日新聞に掲載されました(地方版です)
中身は少し、違うところもあるのですが・・・
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ちなみに5年前、同じ地域活性化大会に呼ばれ、その時も記事にしていただきました。
この時は牛飼いを始めたばかり。
わけがわからず壇上に上げられ、「頑張れ」と一言激励をいただき、わけのわからないままの退場でした(笑)
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今はまだまだまだまだまだまだまだまだ未熟です。
しかし、5年前の僕から今の僕は想像できませんでした。
もっともっと毎日楽しんで、本気で夢を追って、実現させたい。
5年後が楽しみです。
毎日が楽しいです。
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Top▲ | by beefcattle | 2007-11-26 23:27
牛と耕す国づくり~テストマーケティング~②~
ご無沙汰しておりました。
あちこち出ていた視察や勉強会や学校もひとまず落ち着きました。
これからしばらくは家でコトコト煮詰めていきます。
ブログもこまめに短く書いていきたいと思います。

「とにかく行動だ」と始めた10/6.7の放牧牛肉テストマーケティング。
東京や島根から約25名の方に集まっていただきました。
目的は放牧牛肉の味の可能性を探るというもの。
しかし、忙しい中わざわざ遠方から来ていただくのにただ「味見に来てください」ではあまりに申し訳ない。
そうは言ってもいたれり尽くせりの事も出来ないし、それでは今後続くものではない。
私が目指すのは持続参加型畜産です。
農家がお膳立てするのではなくみんなで牛を通し、人も牛も幸せな社会を作っていきませんかというもの。
一人では出来ません。
多くの方に共感いただき参加していただかないといけません。
もちろん参加したくなるものを提供するのは私の仕事です。
ということで今回はいろんなことに参加していただき、牛も人も幸せな社会を体感してもらおうと考えました。

1日目は牧場探検と牛肉の食べ比べです。

午後2時、私の牛舎に現地集合し最初に牛を見ていただきました。
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牛舎は天井が高く開放感があり、おが屑も毎日取り替えているため牛舎といえども少し自信がありました。
実際、「想像していた牛舎とは違った」とのご意見を現地でいただきました。
しかし、後ほどのアンケートを見返してみると牛舎に関しては一つのコメントもありませんでした。
これは今回のテーマが放牧牛肉であった為かと思われますが、それ以上に牛舎から感動を感じていただけなかった結果だと考えています。
「なんだか大きくてすごそうだったね」で終わってしまっていたように感じました。

また、牛飼いとして失格かもしれませんが。
私は繋ぎで一列に親牛を飼っていると個体としてではなく列で見てしまう傾向があります。
牛舎に一歩入って「親牛の集団」として目に入ってくるのですが、なぜか放牧場では群れでいても「しょうふく」だとか、「きくふじ」だとか名前で目に飛び込んでくるのです。
もちろん牛舎内でも個体管理はするのですが何か違うんですよね。
この「何か」はもう少し考えてみなければいけませんがとても大きなものだと思っています。
生命力のようなものなのかと思っています。
牛舎でもそういった飼い方ができれば来ていただいた方にも感動をしてもらえるのではと考えています。
漠然としていてすいません。


牛舎を見た後は放牧場探検です!
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新品の長靴でワクワク。
さあ何が待っているのか。
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いったいどこに行くのか、これが放牧場?と不安な顔の方やワクワクしている方いろいろです。
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山に放牧場を作る意味と、今後の展開を話させていただきました。
今までいろいろなところでお話しさせていただきましたが実際に来て見てもらうことってすごく大きいなと感じました。
言葉で「説明」するのではなく、いかに体験し「共感」していただくか。
なるほど、と思いました。
そして、山を抜け(当然その山にも牛はいます)、草メインの放牧場へ
「うわー、広い」楽しそうに走る子どもたち(大人もいました(笑))を見ているととても幸せな気持ちになりました。
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③へつづきます
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Top▲ | by beefcattle | 2007-11-23 20:22
牛と耕す国づくり~テストマーケティング~①~
10/6.7に「放牧牛肉試食会&放牧場を作ろう」と放牧牛肉のテストマーケティングを行いました。

私は以前からただ儲けるための手段としてではなく、
農業を夢が語れる産業にしたい!
日本中の子供の夢を「牛飼い」にしたい!
農業から地域と日本を元気にしたい!
人も牛も幸せな社会が作りたい!
そんな思いを持っていました。

しかし、現実は「生活しなければいけないから」と儲けることが最優先になっていました。
そして目の前の現実を言い訳にして夢を諦めていました。

そんな中、エンドファイト中毒が立て続けに起こりました。
原因は牛に食べさせていた輸入牧草です。
足が腐っていく牛たちを見て、私は今まで何も考えずただ牛に餌を与えていただけだったんだということに気が付きました。
その時の私は牛飼いではありませんでした。
そして私は牛の餌がどこの誰がどういった方法で栽培したものか何にも知らなかったことに改めて気が付きました。
牛肉は牛が食べる餌から作られるのに、ただ国内で育てたからという理由で国産は安全なんて簡単に言っててもいいのだろうか?
この時から私は自分の目指す畜産像に大きな疑問を持ったのです。

今のままの飼い方は持続的なものではないことはみんな知っている。
私もそうは思いつつも、状況に合わせて経営スタイルを変えていけばいいと思っていました。
そのために体力を蓄えなければ、儲けなければ・・・と思っていました。
それも1つの手だと思います。
ただ、どのみち先のことはわからない。
わからない先を案じるくらいなら自分で理想の牛飼いを作っていこう。
そう思うようになりました。

ただBMS(サシ)のみに振り回される牛飼いはやめよう。
自分は何がしたいのか。
なぜ牛飼いを始めたのか?
そしてそれを通してこの社会にどんな貢献ができるのか?
自分の中のイメージで語っている部分をとにかくひとつずつ潰していきました。
放牧がしたいと思っても「完全放牧?そんなものは詭弁だ、イメージで語っているんじゃないのか?ほんとにそれで牛も人も幸せって言えるの?」と
毎日が自問自答の日々でした。

県内をはじめ東京、島根、岩手、宮城、北海道、三重、京都、岡山、鳥取・・・
この半年間いろいろな方の話を聞き、見て、そして話をしてきました。
3日に1日は家にいない。
そんな牛飼いとしては非常識な生活を続けてきました。
「人の意見を鵜呑みにするな、表面だけで知ったつもりになりキーワードで語るな。」
「本当に自分が目指すものは何か。。。」
「現実的かどうかは関係ない。」
「できるかどうかは自分にしか決めれない。」
本当にしたいことは何か。

そうして現時点で私がだした答えは放牧でした。
放牧を通して人も牛も幸せな社会を作る。
それが「牛と耕す国づくり」です
そのためにまず私は放牧を通して牛肉生産を行おうと考えました。

そう決めてからこの2ヶ月間、島根や東京をはじめ各地でプレゼンテーションを行い、いろいろな方に思いを聞いていただきました。

そして10/6.7
とにかく行動してみなければ始らない!食べてみよう!と放牧牛肉のテストマーケティングを行いました。



 
                   牛と耕す国づくり~テストマーケティング~②~へつづく




以下、テストマーケティングのパンフレットより

今回「牛が耕す国づくり」のテストマーケティングとして放牧牛肉の試食会を行うことにしました。
この国で私達が安心して生活をしていくためには安全な食べ物を安定して確保することが必須不可欠です。
輸入飼料に依存する畜産ではなく地元で取れたもので育った放牧牛肉は単なる食料としてではなく、安心して暮せる社会造りへの第一歩だと考えています。
放牧牛肉を進めるにあたり一番の課題は牛肉の味です。
一般的に放牧の牛は美味しくないといわれています。

しかし、それは輸入牛肉の話であり、和牛の中でも最も味のあるといわれる但馬牛と言う血統ならまた違うのではないか?
放牧=美味しい or 放牧=まずい で終わるのではなく放牧でどうやって美味しい牛肉を作っていくかを見つけ出すための試食会です。
そのためにまずは皆さんに食べて頂き、感想を頂戴することで課題点をあぶり出したいと考えています。
美味しい食べ方についても検討できたらいいなと考えています。

正直僕もどんな味がするのかわかっていません。
皆さんのお力添えを頂き、世のなかに必要とされるような放牧牛肉をつくりだせれば最高です。
お客様と牛と生産者が一緒になり、幸せな社会を作っていきたい。
皆様と共に「食べる・生きる」ということを農業の分野から考えていければと思っています。


日時 2007年10月6日(土)・7日(日)

会費 8000円(食費、宿泊費込み)

スケジュール
10/6(土)
14:30 田中畜産に集合
15:00 牛舎・放牧場見学
17:00 ハンバーグづくり(放牧牛肉・霜降り牛肉・輸入牛肉)
19:00 夕食(牛肉の食べくらべ)・交流会
22:00 放牧場で夜の牛と星を見よう

10/7(日)
 7:00 朝食
 8:30 牧場をつくろう(草刈り、牧柵設置、牛の搬入)
10:30 但馬牛をもっと知ろう(但馬牛博物館)
12:00 昼食
13:00 解散   』


                                              ②へつづくd0099005_18345467.jpg
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Top▲ | by beefcattle | 2007-10-09 20:18
何を目指すのか
暑いです。
いや、熱いです。

ここは本当に2mも雪の降る美方郡なのかと。
そう思わずにはいられません。
暑くてたまりませんね。

連日36度を越す猛暑で、もうすっかりやられています。
日が照り返すアスファルト上の温度計では気温は43℃。
クーラーの無い我が家はさながら蒸し風呂です。

そんな中、牛舎の牛は意外にも涼しげな顔で夏を乗り切っています。
天井が高いから風が抜けるのでしょうか。
扇風機が心地いいのでしょうか。

一方放牧場の牛はと言えば、、、、、暑そうです。。。
朝の8時にはもう木陰に入って出てきません。

どっちが牛にとっていいのでしょう?
牛にとっての幸せとはなんなのでしょう?

一昨年の夏、同じ放牧場で親を1頭殺してしまいました。
毎日観察には上がり、体調をチェックしていたのですが、広い放牧場の真ん中である日突然死んでいたのです。
保健所で解剖していただきましたが、暑さで腐敗が進んでいたこともあり結局死因はわかりませんでした。
放牧場と言うと牛たちがのびのび草を食べ、牛に優しいイメージが強いのですが事故が多いのも事実です。

日本短角種のような牛であれば放牧場での分娩も問題ありません。
しかし、黒毛和種、その中でも特別弱い但馬牛では放牧場での分娩はリスクがあります。
また、放牧場で子牛を野放しにするのは健康かと言われれば必ずしもそうではありません。
ガリガリに痩せてしまい、栄養不足で免疫力が低下し命を落としうることもあります。

僕の夢は放牧を通して地域と牛を繋げ、牛も人も幸せに生きられる社会をつくることです。
例えば、放牧牛肉のように安定して国内で食べ物を確保することは安心して暮せる社会を作ることにつながります。
大事なのは放牧が目的ではないということ。
放牧はあくまで手段・方法なのです。

よく色々な本で放牧=善。牛舎=悪と書かれています。
僕はそうとは思っていません。
そういった一面もあるということなのだと思うのです。
牛舎でも健康的に飼われている牛はたくさんいますし、放牧場でも死に掛けている牛もいます。
逆も然りです。
放牧かどうかが問題なのではなく何を目指すかが問題だと思うのです。
その中で放牧に未来を感じたなら事故ゼロの放牧システムを作り上げればいいのです。
牛が幸せになるような「放牧」をつくればいいのです。

僕にとって放牧は手段です。
目的は「誰もが安心して幸せに暮せる社会をつくること」そして「農業を夢しか語れない産業にすること」です。
その1つの方法として僕が考えているのが放牧を軸とした牛肉生産及び地域づくりなのです。

よく、
・放牧=健康
・牛舎=不健康
・牛が山を甦らす
・輸入飼料依存
・農業の工業化
・後継者問題
・糞尿問題
・イメージ重視
・地球温暖化
・肉骨粉
・遺伝子組み換え飼料
・抗生物質
こういった言葉を聞きます。
なんとなくこんなキーワードを知っているだけで「今の畜産はダメだ」とすべてを知った気になってしまいがちです。

このような人から聞いたキーワードで語るのではなく、
・何が牛にとって本当に幸せなのか。
・何が食べてくれるお客さんにとって幸せなのか。
とにかくそこを自分なりに突き詰めて考えるべきだと思います。

求めるものはサシか、枝重か、安全安心か、味か、儲けか、伝統か、いったい価値とは何なのか、、、


何のために牛飼いをしているのか?
これから何を目指すのか?
僕は今まではそこが考えられていませんでした。
高価な牛を育てる→大きな牛を育てる→肥育農家が儲かる牛を育てる。
そこで止まっていました。
繁殖農家も子牛生産だけを考えるのではなく、食べていただく人のことまで考えて牛飼いをする。
そうなるべきなんですね。

イメージやキーワードで語る畜産像ではなく、リアルな「人も牛も幸せになれる社会」
これからも自分の目指すものを追求し、具現化できるよう頑張ります。

牛飼いって楽しいです。



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Top▲ | by beefcattle | 2007-08-16 17:56
アタッカーズ
ご無沙汰です!!!!!!
近況報告もかねてボチボチブログもエンジンをかけていきたいと思います!

現在受講している大前研一氏率いるアタッカーズビジネススクールの講座が9日で最終回となり、先日東京へ行ってきました。(といっても27日から次の講義があるんですが。。。)
この講座は講師である福島正伸先生をはじめ、受講生一人一人のモチベーションがとても高い!
スタッフまで熱い!
だから毎回が刺激的かつ感動的でした。
夢のある人、思いの強い人って面白いですね。
本当にたくさんのパワーや感動をいただくことが出来ます。
多くの人たちとの出会いは私にとって支えであり、宝です。

牛飼いをしていて外に出てまわることは短期的な面からはマイナスに見えます。
しかし、自分がそこに未来があると感じたのであれば絶対に行くべきだと思います。
間違いなくそこにはチャンスが溢れていますから。
中長期的には必ずプラスになります。
ただ、チャンスと気付くためにはやはり思いが必要です。
逆に言えば思いがあれば何でもチャンスになるんだなと気付くことが出来ました。

最終回はプレゼンがメインでした。
多くの方に夢を聞いていただき、意見を頂くことで自分の夢がさらに明確になってきます。
感謝しかありませんでした。
私は今まで自分の思いをいかに人に理解させるかといったスタンスで来ました。
しかし、自分の夢を聞いてくれる事自体が本当はありがたく、感謝すべきことなんですね。
夢の実現までは上手くいかないことだらけ・・・・でも、だからこそ面白い!
もっともっと夢を具体化して実現させたい。
そしてゆくゆくは牛飼いを『日本の子供がなりたい職業№1』にしたい!
困難も楽しみです。
夢の実現のため1日1日を楽しく真剣にすごしていきたいと思います。

最終講義には福島先生の友人である中野信治氏が来られ、話をしていただきました。
中野氏はF1をはじめとする世界三大レース(F1モナコGP・INDY500・ルマン24)全てに出場した唯一の日本人レーサーです。
世界のトップレベルで活躍されている方の自己管理のすごさや思いの強さに脳みそを突き刺されるような感覚でした。
まだまだ僕はアマイなと痛感しました。
努力をしているのに結果が出ないのではなく努力が圧倒的に足りないだけ、努力ですらなかったんだなと。

休憩時間に私の夢を聞いていただきました。
すると、なんと中野氏は牛が好きだと言うことが判明。
フランスの放牧場では水を飲む牛が1頭いると他の牛はじっと待っているとか、呼ぶといっせいにこっちを見るとか(笑)
牛はいつ見ても穏やかで心が和むそうです。
牛が好きといわれると自分のことのようでなんだかうれしいですね。

牛と共にこの国を幸せにする!
その1つの軸が放牧牛肉です。
現在少しずつではありますが動き出しました。
毎日ワクワクです。


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                7/9中野信治氏と。
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Top▲ | by beefcattle | 2007-07-13 23:04
「但馬で採れた物だけで育てた但馬牛」
「但馬産但馬牛肉」
僕の夢です。

林地を利用した放牧主体の飼養方法で美味しい牛肉がつくれないだろうか。
そういったシステムを出来るとこから作りあげていくことで、放牧一貫生産が足腰の強い経営となるようにしたい。
そしてそれを地元で普及させ「但馬産但馬牛肉」を新たなブランドとして地域で立ち上げたい!

しかし、「放牧一貫生産だ!」なんて単に山に牛を放しただけで肉にしても合わないですよね。
採算が合わないから普及しないのは当然のことです。
だからと言って「放牧で肉までなんて無理だ」ということではないと思います。
どうやったら消費者に喜んでもらえる肉が放牧でつくれか、そしてそれをどうやって利益に結び付けていくかとことん考える価値は十分あると思います。

「やると決めたら諦めない。全部糧にする。方法は100万通りある。」これでひたむきに進めて行きます。
単に放牧イメージによる付加価値づくりではない本当の日本型畜産を作り上げたいのです。

農業も林業も水産業も一体となって但馬を活性化させよう。
そこから兵庫県、日本、しいては世界が元気になる。
これが夢です。

とりあえず今年からは従来の経産肥育をやめ、廃用牛は放牧場の開拓要員兼放牧肉として頑張ってもらう予定です。
放牧を経験した親牛を分娩後に経産肥育した肉はカルニチンなどの機能性成分が高いというデーターが出ています。
牛乳についても放牧牛は共益リノール酸が高いという報告があります。
今回は下牧した後、飼いなおさずそのまま肉にし、それがどういった肉か、またどういった味になるのかといったことを調べていく予定です。
とりあえずその肉食べてみたいと思われる方は言ってくださいね。

また今回の放牧牛肉についてもカルニチン、共益リノール酸といった機能的成分についても調べてもらう予定になっています。

完全放牧牛肉は岩手県の短角で6年ほど試験をしたそうですが肉のキメや締りが悪く断念したそうです。
簡単なことではありませんが皆様のご指導を頂き肉牛の一飼養形態として放牧牛肉生産が確立できればこれからの畜産はもっと持続的なものとなり、ワクワクする社会がつくっていけるような気がします。

但馬牛物語には「山の放牧場で終始自由に駆けまわり、草を食い、渓流で清水を飲み、往路の牧道で四肢を鍛え蹄を強固なものにするなど、天恵を十分に活用して但馬牛はつくられた」
とあります。



皆さんはこれからどんな畜産を目指すべきだと思いますか?



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Top▲ | by beefcattle | 2007-05-30 00:34
見つけてみよう
感動にはつくるものと見つけるものがあるそうです。
つくるものとは自ら何かを成し遂げた時などに感動することで、見つけるものとはそこにある感動に気づくということです。
どれだけ感動に気づけるかが人生を変えるといっても過言でないそうです。
例えば、僕は写真を撮るのが好きです。
写真は自分の生きてきた記録であり、仕事の参考資料であり、時には人を喜ばせるものであります。
今まではいい写真が取れたら自分の腕がいいとかちょっと思っていました。
しかし、すこしでもいい絵が取れるようにとカメラを作ってくれたメーカーの方、取ったデータがしっかり保存でき、いつでも復元できるようなフィルムという素材を作ってくださった技術者の方、取った写真を目に見える形にして僕たちに感動を与える「写真」という形にしてくださる写真屋のおじさん、写真に写ってくれている人や牛、そしてそれに色添えをしてくれる木や花を植えてくださった造園業者の方々。本当に上げればキリが無いですね。
多くの方々が僕に最高の一瞬を切り取らせてあげたいと考えて、力を集結させてくれたおかげで僕は日々写真を見て幸せな気持ちになれます。
一人で写真を作り上げていたなんて今考えたら恥ずかしい!
こんなに多くの方が僕の感動をセッティングしてくれていたとは!!
感動しました。。。
といった具合にです。
こういった事は自分が意識しないとできません。
僕も初めは「こじ付けじゃないか」と思っていました。
しかし、とにかく毎日感動を探し、そのつどノートに書くことにしてみました。
すると確かに最初はこじつけなのですが書いていくうちにだんだん「何か感動はないかな」と感動を探してしまっているのです。
これだけで1日がワクワクします。
これを続けていくと、感動探しが習慣化してきます。
そうなると朝、「今日はどんな感動があるんだろう」とワクワクして目が覚めるんですね。
もちろんまだまだ感情に振り回されることはあります。
しかし、感動を見つけていくということがこんなにも素晴らしいものなのかと感動しちゃいました。

書けば書くほど幸せになる感動ノート。
皆さんも作ってみませんか?
だまされたと思って1週間真剣に感動を探してみてください。
必ず1日がワクワクしてきますから。

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Top▲ | by beefcattle | 2007-05-04 23:48
牛グッズ №1
我が家には色々な牛がいます。
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Top▲ | by beefcattle | 2007-03-06 23:54
うんこ
僕が牛飼いにのめり込むようになったきっかけはうんこです。
というか、堆肥づくりでした。
堆肥づくりにはうんこの中の好気性または嫌気性の高温性、中温性、低温性の菌それぞれが働きやすい環境をつくってあげる必要があります。
僕の学生時代は毎日のように牛のうんこを見ていました。
うんこの山に手を突っ込んで温度を確認したりとか、空気が少ないと思えば切り返しをしたりとか、空気が少なくても今は嫌気性菌が働いているからじっと見ていようとか、じっと見ているのが我慢できず切り返しをして失敗したりとか、雨が降れば授業中でも抜け出してブルーシートをかけにいったりとか・・・・・(笑)
大学はうんこと共に歩んだ日々でした。
僕は正直、菌の動きなんてよくわかっていません。
でも菌の動きを想像して堆肥の管理をすることが楽しく、すっかりはまってしまっていました。
大学の卒論も糞尿処理でしたし、大学院へ進んだのも糞尿処理の研究がしたかったからなのです。
だから当時は牛の研究には全く興味がありませんでした。
興味は微生物の世界。いや、うんこの世界にありました。
実際に牛のうんこを割ってみると実に見事です。
よくぞここまで分解したなと感動をおぼえます。
人間が消化できない乾草を微生物が牛の体の中であんなにきれいに分解し、それをさらに人の手を加え分解発酵させる。
それが土の中でさらに分解され、草の元になっていくんですから。
うんこの世界にはロマンを感じずにはいれません。
実習中も相変わらずで、空いた時間には竹やぶから土着菌を探してきて培養し、それを使って自分で堆肥をつくっていました。
今でこそ機械で糞を取りますが、20~30頭いた当時は切り返しも散布もすべて軽トラとフォークでした。
機械であっという間にしてしまう仕事でも一人でフォークですくっては投げをしていたらなかなか終わりません。
しかし、切り換えし時の長靴を伝って感じる堆肥の熱さが「よしよしいい発酵してやがる」なんて思わせるわけです。
うんことの出会い無しに今の僕はありえませんでした。
現在うんこは町営だった(今は指定管理者制度で組合が運営)有機センターで処理しています。
おかげで糞尿処理の手間が格段に少なくなりました。
この施設があったからここまで一気に増頭できたといっても過言ではありません。
しかし、「田中一馬の牛」を育てる事ももちろんですが、やはり「田中一馬の堆肥」というものをとことん作ってみたい。
今は堆肥舎のスペースの関係で無理ですが、今後に向け色々構想を練っているとこです。
しかし、なかなか何してもお金がいりますね。
しっかり儲けてでかい堆肥舎建てようと思います!
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                                   当時の堆肥の一部
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Top▲ | by beefcattle | 2007-01-21 23:36
"Fallen Leaves" Skin
by Animal Skin
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