<   2007年 10月 ( 1 )   > この月の画像一覧
Top▲ |
牛と耕す国づくり~テストマーケティング~①~
10/6.7に「放牧牛肉試食会&放牧場を作ろう」と放牧牛肉のテストマーケティングを行いました。

私は以前からただ儲けるための手段としてではなく、
農業を夢が語れる産業にしたい!
日本中の子供の夢を「牛飼い」にしたい!
農業から地域と日本を元気にしたい!
人も牛も幸せな社会が作りたい!
そんな思いを持っていました。

しかし、現実は「生活しなければいけないから」と儲けることが最優先になっていました。
そして目の前の現実を言い訳にして夢を諦めていました。

そんな中、エンドファイト中毒が立て続けに起こりました。
原因は牛に食べさせていた輸入牧草です。
足が腐っていく牛たちを見て、私は今まで何も考えずただ牛に餌を与えていただけだったんだということに気が付きました。
その時の私は牛飼いではありませんでした。
そして私は牛の餌がどこの誰がどういった方法で栽培したものか何にも知らなかったことに改めて気が付きました。
牛肉は牛が食べる餌から作られるのに、ただ国内で育てたからという理由で国産は安全なんて簡単に言っててもいいのだろうか?
この時から私は自分の目指す畜産像に大きな疑問を持ったのです。

今のままの飼い方は持続的なものではないことはみんな知っている。
私もそうは思いつつも、状況に合わせて経営スタイルを変えていけばいいと思っていました。
そのために体力を蓄えなければ、儲けなければ・・・と思っていました。
それも1つの手だと思います。
ただ、どのみち先のことはわからない。
わからない先を案じるくらいなら自分で理想の牛飼いを作っていこう。
そう思うようになりました。

ただBMS(サシ)のみに振り回される牛飼いはやめよう。
自分は何がしたいのか。
なぜ牛飼いを始めたのか?
そしてそれを通してこの社会にどんな貢献ができるのか?
自分の中のイメージで語っている部分をとにかくひとつずつ潰していきました。
放牧がしたいと思っても「完全放牧?そんなものは詭弁だ、イメージで語っているんじゃないのか?ほんとにそれで牛も人も幸せって言えるの?」と
毎日が自問自答の日々でした。

県内をはじめ東京、島根、岩手、宮城、北海道、三重、京都、岡山、鳥取・・・
この半年間いろいろな方の話を聞き、見て、そして話をしてきました。
3日に1日は家にいない。
そんな牛飼いとしては非常識な生活を続けてきました。
「人の意見を鵜呑みにするな、表面だけで知ったつもりになりキーワードで語るな。」
「本当に自分が目指すものは何か。。。」
「現実的かどうかは関係ない。」
「できるかどうかは自分にしか決めれない。」
本当にしたいことは何か。

そうして現時点で私がだした答えは放牧でした。
放牧を通して人も牛も幸せな社会を作る。
それが「牛と耕す国づくり」です
そのためにまず私は放牧を通して牛肉生産を行おうと考えました。

そう決めてからこの2ヶ月間、島根や東京をはじめ各地でプレゼンテーションを行い、いろいろな方に思いを聞いていただきました。

そして10/6.7
とにかく行動してみなければ始らない!食べてみよう!と放牧牛肉のテストマーケティングを行いました。



 
                   牛と耕す国づくり~テストマーケティング~②~へつづく




以下、テストマーケティングのパンフレットより

今回「牛が耕す国づくり」のテストマーケティングとして放牧牛肉の試食会を行うことにしました。
この国で私達が安心して生活をしていくためには安全な食べ物を安定して確保することが必須不可欠です。
輸入飼料に依存する畜産ではなく地元で取れたもので育った放牧牛肉は単なる食料としてではなく、安心して暮せる社会造りへの第一歩だと考えています。
放牧牛肉を進めるにあたり一番の課題は牛肉の味です。
一般的に放牧の牛は美味しくないといわれています。

しかし、それは輸入牛肉の話であり、和牛の中でも最も味のあるといわれる但馬牛と言う血統ならまた違うのではないか?
放牧=美味しい or 放牧=まずい で終わるのではなく放牧でどうやって美味しい牛肉を作っていくかを見つけ出すための試食会です。
そのためにまずは皆さんに食べて頂き、感想を頂戴することで課題点をあぶり出したいと考えています。
美味しい食べ方についても検討できたらいいなと考えています。

正直僕もどんな味がするのかわかっていません。
皆さんのお力添えを頂き、世のなかに必要とされるような放牧牛肉をつくりだせれば最高です。
お客様と牛と生産者が一緒になり、幸せな社会を作っていきたい。
皆様と共に「食べる・生きる」ということを農業の分野から考えていければと思っています。


日時 2007年10月6日(土)・7日(日)

会費 8000円(食費、宿泊費込み)

スケジュール
10/6(土)
14:30 田中畜産に集合
15:00 牛舎・放牧場見学
17:00 ハンバーグづくり(放牧牛肉・霜降り牛肉・輸入牛肉)
19:00 夕食(牛肉の食べくらべ)・交流会
22:00 放牧場で夜の牛と星を見よう

10/7(日)
 7:00 朝食
 8:30 牧場をつくろう(草刈り、牧柵設置、牛の搬入)
10:30 但馬牛をもっと知ろう(但馬牛博物館)
12:00 昼食
13:00 解散   』


                                              ②へつづくd0099005_18345467.jpg
[PR]
Top▲ | by beefcattle | 2007-10-09 20:18
"Fallen Leaves" Skin
by Animal Skin
| ページトップ |