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パートナー制度始めます!!
今年からいよいよ「牛のパートナー制度」を始めます。
パートナー制度は牛の一生に関わり、「食べること」について体感できる牛肉生産制度です。

今まで自分が牛飼いをしてきて色々な出来事がありました。
そんな中いつも、自分は何のために牛を飼っているんだろう。
誰のために牛を飼っているんだろう。
みんなが言っている「いい牛」って誰にとって「いい牛」なんだろう。
僕はどんな牛飼いになりたいんだろう。。。
そう考えるようになりました。

そして、その一つの答えが
『いのち(牛)に感謝する社会と食べ物に困らない社会を作る』
というものでした。

牛肉をA2やA5といった見方だけではなくて(牛肉の格付けで1~5があり、5が霜降りたっぷりのいい肉。1は赤身で価格の安い肉)
1頭1頭「その牛」のことを知ってから食べてもらいたい。
牛は自分を支えてくれている命なんだって感じることで、食べることや生きることに感謝できるようになるんじゃないだろうか。

僕は以前スーパーの牛肉を食べても「これは牛の命なんだ」なんて感じて食べていませんでした。
だけど、自分が育てた牛を食べたとき、「かわいそう」ではなく「ありがとう」って気持ちが湧いてきたんです。
その時、こんな牛肉をみんなに届けたいって強く思いました。

パートナー制度の概要です。
期間:子牛誕生から肉になるまで(約4年)
内容:放牧通信(子牛の成長記録の毎月の配信)
    毎年1回「感動!牛の旅」にご招待(1泊2日)
    パートナー牛の牛肉販売
料金:大人15,000円×4年
    子供7,500円×4年
定員:20名/1頭

パートナー制度は牛と直接触れ合っていただく事が基本となります。
そのため料金は牛ツアー代(宿泊費・食費込、交通費別)がメインとなっています。
牛ツアーでは放牧場(森)の探検、牧場づくり体験、夜の牛探し、放牧経産牛のバーベキュー等の牛尽くしを企画しています。
また、参加できない方には放牧で仕上げた経産牛肉の詰め合わせを配送いたします。
そして4年後、牛肉となったときにパートナー様内で牛肉の販売会を行います。
(上記料金にパートナー牛肉代金は含まれていません)
(放牧経産牛とは今まで母牛として飼育していた但馬牛を放牧で仕上げた牛肉です)

8/29午前8時からパートナー制度のご予約をメールにて受け付けさせていただきます。
定員オーバーの場合は来年度の子牛でのお申し込みとなります。
1年1年内容を充実させていきたいと思います。
もし、定員オーバーの場合でも来年度にはもっともっといいものにしていますので期待しておいてください!

ではパートナーとなる牛の紹介です!
名前は「夢」 雄子牛です。
8/6に放牧場で生まれました。
母は「りんこ」
父は「照一土井」 です。

実は牛を放牧場(山)で産ませるのは初めてでした。
ふつうは牛舎内の藁をふかふかに敷き詰めた産室で産ませます。
心配だったので前日の夜から生まれるのをずっと見ていました。
22時になっても星と月明かりで周りは明るく、牛たちのシャリシャリといった反芻の音だけが聞こえます。
とても神秘的な時間でした。
「りんこ」は立ったり座ったりと産前特有の動きをし、陣痛が起きたのかしきりに後ろ足でおなかを蹴っていました。
そして22時を過ぎると森の中に1頭だけで入って行きました。
さすがに森の中は真っ暗です。
一緒に森に入ったのですが、すっかり牛を見失ってしまい仕方なくその日は帰りました。

そして翌朝5時。
森の中の少し広い場所で夢は生まれていました。
まだ初乳を飲んでおらず、起き上がり、何度もこけ、山の中で初乳を飲んだ瞬間、ものすごく生命力を感じました。
僕自身は何度もお産を経験していますが、なぜか今回はものすごく感動してしまいました。

この「夢」はこれから放牧を中心とし、国産の粗飼料(草)のみで4年かけ牛肉にしていきます。
現在黒毛和種で粗飼料肥育はどこにもありません。
しかし、この「夢」から少しずつでも日本の資源を生かした牛肉生産が始まれば、日本独自のグラスフェッド(草飼育)が確立できたら。
消費者も生産者ももっともっと幸せになると思います。
ただ、僕は自分の理念を牛に押し付けるということはしたくありません。
放牧はほのぼのしていますが、子牛にとってはストレスも多く、死亡事故も多いです。
子牛の健康を第一にして、牛を見ながらグラスフェッドを進めて行きたいと思います。

パートナーを希望される方はぜひご連絡ください。
cowzuma@muraoka.neotown.ne.jp

ご質問・ご意見はメールまたはコメント欄にてよろしくおねがいします。


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Top▲ | by beefcattle | 2008-08-24 21:42
ドリームプラン・プレゼンテーション2008に挑戦
あっついですねー。
こんな中で削蹄をしているとシャツが汗を吸いきれなくなって重い重い。
いくら着替えても同じです。
熱すぎて手足の指先が痺れています。。。
そんな中、行った先の農家の玄関でパンツ1枚で水を浴びる。
最高です!!!
暑ければ暑いほどいいです!!
でも、くれぐれも熱中症にはご用心くださいね。

プレミアム短角の続きも書きたいのですがそのまえに。

ドリームプラン・プレゼンテーション2008に応募してきました。
ドリームプラン・プレゼンテーション(以下ドリプラ)は価値体感型のプレゼンテーション大会です。
体感型のプレゼンテーションとは相手を説得するのではなく、価値の体感による感動と共感によって支援者をみつけるプレゼンテーションです。
昨年12月15日に第1回が東京すみだリバーサイドホールで行われました。
私も昨年は妻とメンターのI氏とともに見にいったのですが号泣してしまい、立てなくなってしまうほどの衝撃を受けました。
今思い返しても胸がドキドキします。
それから「今年は何としても発表するんだ」と思い続け、事業実現に向け動き続けてきました。

ドリームプランとは、社会に価値と感動を与えるビジネスプランのことをさし、6つの条件があります。
1、社会的貢献度が高い事業であること
2、独自の価値・魅力があること
3、事業として発展性があること
4、実現のための準備ができていること
5、発表者の人生観とリンクしていること
6、人々をわくわくさせること

発表時間はたった10分しかありません。
自分の思いや事業内容を10分に凝縮し、しかもそれを「説明」してはいけない。
何故なら一生応援してくれる支援者は説明では集まらないから。
応援していただくには価値を体感してもらい、感動してもらい、共感してもらうほかないから。
たった10分に人生をかける。
本気を見せる。
だから感動がうまれるんでしょうね。

今年は12月20日、なんと会場は東京ビッグサイトで行います!
観客は1000人!
興奮しますねー!!!

実はその書類選考の締切が7/31でした。
30日の夕方に宅急便で出せばまにあうのですが、人生をかけた企画書、どうしても納得がいかず結局31日の夜に東京まで持っていきました。
22時近かったのですが、会社に入るとなんとスタッフ勢ぞろいで牛の物真似で出迎えてくれました。
疲れているはずなのにこういうひとつひとつの心配りがほんとうに素晴らしいです。
結局ぎりぎりまで事務所の一部をお借りしてワンシート企画書を書き上げました。
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1次審査通過は20名。
プレゼンテーション発表者は8名です。
経過はまた報告しますね。

毎回思うのですが、10分で思いをつたえたり、A3用紙1枚で事業を体感してもらおうとするとかなり難しい。
だけれどもこういったことに挑戦することで自分と向き合い、本当にしたいことや事業の価値が明確になります。
ドリプラは目的じゃなく、手段です。
だから本選に残れなくたって諦めずにやり続けるだけです。
だけど、こういったことにうち込むことは絶対に無駄じゃないし、すごく有効な手法だと思います。
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Top▲ | by beefcattle | 2008-08-03 21:27
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