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2008年ありがとうございました。
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2008年走ってきて、いろいろな気付きがありました。
ほんとに最幸の年でした。

今まで僕は一人でやっているという気持で牛飼いをしていました。
人に負けたくなかった。
人の上に立ちたかった。
優越感を感じたかった。
人を従わせようとしていた。。。。
そんな自分が嫌で、目の前のことを必死にやっていました。
感謝しなきゃとは思うけど、感謝できない自分がいました。
目の前のことしか見ていなかったんですね。

しかし、2008年早々僕の今までの自信は粉々に砕かれます。
「相手に問題があるんじゃない。自分に問題がある」
そう考え、プラス思考で取り組みましたが、一向に解決しない。
どんどん事態は悪くなるばかりでした。
そんな状態が何カ月も続き、自分を責めることしかできなくなりました。
家族も傷つけてしまった。
ひとりではもうどうしようもなかった。

でも、そんな僕をずっと信じてくれていたのが家族でした。
妻のあつみ、母、父、妹。
そして、仲間でした。
一人で何でもしてきたって、勘違いだったと気がつきました。

もっとたくさんの支援者を見つけたいとドリプラに挑んだけど、最高の支援者はずっとそばにいてくれていたんだって。
気がつきました。

今まで孤独感から無茶なことばかりして走ってきた。
だけど、僕のすべてを受け入れてくれる人の存在に気がつけた。
今までずっと目をそらしていた部分。
丸ごと自分を承認出来た。

2008年は感謝の年でした。

本当に多くの人に支えられてきたんだなって、腹の中に落ちた。

みんなありがとう。

本当にありがとうございます。

来年も全力で行きます。
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Top▲ | by beefcattle | 2008-12-31 23:57 | 日記
小学校体験記③
授業が終わった後、校長先生に挨拶して帰る予定が話が弾んで結局2時間近く話してしまいました。
話をしていて、やはり地域産業と教育現場とのつながりは今後絶対必要だと思いました。
来年は色々な学校や教育機関と一緒に活動を広げていきます。

学校から帰った子供たちは家でお母さんに牛のクイズを出したり、牛の話をしたりとても楽しそうだったと後から聞きました。
牛飼いは子供の憧れの職業になる。
そう確信した日でもありました。
単純ですね(笑)
でも、今の子供が牛飼いに憧れを持たないのは牛飼いという仕事が問題ではなく、「儲からない」とか「えらい(しんどい)」とかいう言葉を僕たちが使っているからなんじゃないか。
そう思います。
子供たちからも、「しんどくないですか?」「一番大変なことは何ですか?」
とよく聞かれました。

仕事は楽しい。
そんな姿、子供にどんどん見せたいですよね!!
儲からないから面白くないんじゃない。
儲からないと言うから面白くなくなるんだ。
面白くすることは自分自身の問題。
これからももっともっと楽しんで牛飼いします!!
長井小のみんなありがとう!

ちなみにうちも儲かっていません!!(笑)
でも、面白い。

昨日、小学校から牛新聞が届きました。
一人一人が牛と関わった感想を新聞にして届けてくれたんです。
もう感動でした!!
嬉しかったです!
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2月には娘が生まれます。
子供たちが笑顔で暮らせる未来にするには食べるものを生産する農業がもっともっと元気にならないといけない。
大人がもっと笑っていなきゃいけない。
だからもっともっと自分の仕事に誇りを持って、楽しんで牛飼いします。
来年もワクワクです!!!!!!!!!

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削蹄している僕です。
最幸~!!
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Top▲ | by beefcattle | 2008-12-31 22:25 | 日記
小学校体験記②
こんばんは!
ようやくたまっていた仕事の目処がつきました。
2008年ももう終わりですね!!
2008年も走りました。
最高に面白かったです!!!

以前小学校の学習発表会に行ってきたと書きました。
あの話には続きがあります。

あの後、5年生の授業の一環で牛舎に子供たちが来てくれました。
牛舎では子牛のミルクやりや、ブラッシング、餌やりをしたり、牛クイズ、削蹄見学など牛尽くしで子供たちと牛について語りました。
臭いって言わないかな、怖がったりしないかな、退屈しちゃわないかな。
冬で寒かったということもあり、子供たちに牛飼いの楽しさが伝わるんだろうかと不安な気持ちもありました。
だけど、心配全然無用でした。
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子どもたちは本当に真剣に楽しんでいて、牛を見て笑っている姿を見ているだけでとても幸せでした。
後半の質問タイムも全員から次々質問が出て、止まらなくなりました。
牛飼いをしていて良かったと思えた瞬間でした。
この日、お産間近の牛がいたので子供たちに名前を付けてもらおうとお願いし、その日は解散しました。

それから数日後、なんと学校で授業しちゃいました!!
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昔の牛飼いの話と、今の牛飼いの体験談を話させていただきました。
子供たちの目は本当にキラキラしていて、牛の持つ力と子供の純粋な感情に本当にこの地域も牛飼いもまだまだもっともっと良くなる。そう感じました。
子牛の名前は「健太郎」
健康にすくすく太るように名前をつけてくれました。
最幸ですよね!!
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Top▲ | by beefcattle | 2008-12-31 21:29 | 日記
ドリプラ2008で学んだこと
ドリームプランプレゼンテーションに行ってきました。

http://www.entre.co.jp/dreamplan/index.html

http://beefcattle.exblog.jp/8389051/

昨年の第1回のドリプラを見てから
「1000人の前で夢を語り支援者を集める。」
そう思ってずっと準備をしてきました。
300名以上が説明会に参加して始まったドリプラ2008。
書類選考(ワンシート企画書)で20名に選ばれる。
12月19日、400人の前で予選。
20名から8名のファイナリストに選ばれる。
そして12月20日本選で発表。
1000名の観客の皆様から一番多くの得票数を頂き、『特別大賞』に選ばれた。
嬉しかった。
でも、ドリプラを目指した1年前に想像していた嬉しさとは違っていた。
1年前は自分のことしか考えていなかった。

僕がこのドリプラから本当に得たものは大賞なんかじゃなかった。
本気で人を応援できるようになったこと。
自分の軸が作れたこと。
最高の仲間と出会えたこと。
自分のすべてが好きになれたこと。
そして、いちばん大切なもの(家族)に気付けたこと。

ドリプラで得たものは生きる姿勢。

本選までの3か月以上、発表者も支援者もスタッフもドリメンも必死に悩んだ。
「自分に何ができるんだろう」
「なぜここにいるんだろう」
「相手を応援するって何なんだ」
何度も投げ出そうと思った。
かっこつけるのをやめた。
一番いやなところも見せた。
でも、みんな受け入れてくれた。
自分の夢に悩みながらも相手のことを想えるようになった。
だから当日みんなが発表している姿を見てうれしかった。
本当にうれしかった。
泣いてしまった。
本当にドリプラに出れて良かったと思った。

しかし、自分の発表が終わったとき、
みんなから『大賞間違いない』とか言われて浮かれしまってた。
受賞のときのコメント考えてる自分がいました。
それがすごく嫌だった。
ようやくみんなのこと応援できる自分になれたと思えたのに、また自分の事しか考えない嫌いな自分に戻ったみたいで、ずっと自分に嫌悪感を感じていた。
「ここまできて、ドリプラも終わるのに、今まで何してたんだろう」って本当に情けない気持ちでいっぱいだった。
でも考えないようにすればするほど自分の欲が溢れてきた。
俺ってこんな汚い人間だったんだって思った。

でもせんちゃんが感動大賞取ったとき嬉しかった。
ナニメンさんが共感大賞取ったときも嬉しかった。
自分が取れなくて残念だったけど、嬉しかった。
大賞とれなくて良かったって思った。
その時そう思えたことが一番嬉しかった。

そしたら投票数を合計した総票数が一番多くて特別賞を頂けることになった。
一番多くの人に応援していただけて本当にうれしかった。
でもそれよりずっと応援してくれた支援者の方に目に見える形で報告できたことがうれしかった。

共感大賞や感動大賞をあの時いただいていたらきっと僕は勘違いしたままだったと思う。
いやな人間になっていたと思う。

昨日岩手の友人に『みんなにありがとうしか言えない、でもありがとうでは伝えきれない。どうやって感謝伝えたらいいのかわからない』言ったんだ。
そしたら『変わらないで下さい。それだけで僕は嬉しい。今後あちこちプレゼンの依頼も来るでしょう。でも変わらないで下さい。今のまま一生懸命まっすぐいてください。』
ってまっすぐ目を見て言われた。
ありがたかった。
僕には本当に本当に最高の仲間がいる。

大きな変化をすぐに起こすことはできないかもしれない。
うかれず、落ち込まず、家族を想い、周りを想い、自分を信じ、まっすぐ歩きます。
ありがとうございます。

大賞とかいろいろあるけど。ドリプラに挑んだ20人、本当にみんないいんだよ。
大賞とか取るためのドリプラじゃなくて。
みんな仲間なんだよね。
ドリプラにかかわってきたみんなと出会えてほんとうに感謝しています。
ありがとう。


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Top▲ | by beefcattle | 2008-12-21 22:58
小学校体験記①
先日隣の香住区長井小学校で学習発表会があり、見に行ってきました。
5年生が但馬牛についての発表をすると先生から聞いていたからです。
妻と2人でワクワクしながら小学校に行きました。

みんなで牛について話すのかなあと思っていたのですが、なんと昔の長井地区の牛飼いを再現した演劇だったのです!!
村のお年寄りの方々に聞き込みをして作ったそうなんですが、ものすごく勉強しているし、ちゃんと何度も何度も調べたんだろうなっていうのが伝わってきました。
終わった後は見学者大絶賛。
昔を懐かしむお年寄りの方も多かったと聞きました。
劇中には牛飼いの僕も知らなかったこともあり、改めて勉強させられるところもありました。
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これは昔の牛舎構造を説明している写真。
そのほかに牛飼いの生活、牛を使った田起こし、子牛の値段の差、牛の性格、牛の利用法(肉、皮、骨、脂、角、毛など)、牛の集め方、競り市。。。。
一つ一つを物語にして30分間見事に発表していました。

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劇を見ながら「こうやって(日常の会話の中で)親から子へ、祖父母から孫へと産業や文化はつながっていくんだなあ」なんて一人で感激。

最後に生徒たち一人一人がこの学習を通して感じたことを言いました。
・「牛の名前のことやマヤ、牛飼いの事を教えてもらって私も牛飼いを始めたいと思いました」
・「私は牛の世話をするのは大変そうだと思いました」
・「昔の子供たちは大人くらい大変な仕事をしていてすごいなと思いました」
・「この学習をしてマヤのことや牛の競り市のことを聞きたかったので良かったです」
・「僕は牛の仕事と手作りの道具について調べて昔の使ってた道具のことがよくわかりました」
・「この学習をして牛は仕事をしていた事や牛の仕事は農作業だったことを知りました」
・「牛は田畑を耕したり、糞を肥料にしており牛と田んぼは仲が良いことを知りました」
・「これからもおじいちゃんに色々教えてもらって米作りのことと牛のことをよく知っていきたいと思いました」
・「牛市のことがよくわかりました。子牛と別れるときはみんなとっても悲しかったんだろうなと思いました」
・「牛はいろいろなものに変身します。牛でも今と昔は様子が違うことを知りました」

最高ですねー。
聞いてる最中興奮しっぱなしでした。

そして最後に代表の男の子の言ったことば。
「たった50年ほどの間に長井地区の人々の暮らしはずいぶん変わってきています。今から50年後、僕たち私たちがおじいさんおばあさんになった時にはどのような長井地区になっているのでしょうか?」

ズンときました。
今当たり前と思っている牛飼いの常識もたった50年前からみると実は非常識なことって多い。
これから50年先、子供たちが大人になり孫の世代になったとき僕らは何が残せるのか。
50年先も今のままがずっと続くって思っていないだろうか?
本当に未来に但馬牛を残していけるのか。
しっかり考えないといけないと思った。
子供たちに教えてもらいました。
みんなありがとう。
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Top▲ | by beefcattle | 2008-12-05 22:52 | 日記
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