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食肉販売業スタート
放牧牛肉の販売をすると決め、動き出して4年。
ようやく『食肉販売業』の許可をとることができました~!!!
これで正式にお肉の販売ができます。
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営業所はこんな感じです。
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地元の工務店にお願いして、内装や下水などすべてきっちり仕上げていただきました。
ここにあと冷凍庫が2つ入る予定です。

正直狭い営業所ですが、1歩1歩自分らしく広げていこうと思っています。

牛肉の販売は12月12日から開始します!!!!
(店舗販売はせずにHPからのご注文となります。)
HPは12月10日にアップ予定です。

ただ肉を売るだけなら今のお肉屋さんで十分で僕なんかの出番はありません。
『食べるものを確保して命に感謝できる社会を作る』
ずーっと一貫している僕の理念。
この牛肉販売を通してどんな価値を提供できるのか、今からわくわくしています!!

よろしくおねがいします!!!
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-30 21:35 | 放牧牛肉
うまれました~。
昨日の20:50に待望の第2子がうまれました。

3,464gの超元気な男の子です。

名前は『優土(ゆうと)』。

優しい力をもって、幸せにどっしりすくすく育ってほしい。
『土』は命を繋ぎ育むと同時に命そのもの。
多くの仲間や家族とともに幸せを繋いで育んでいってほしいな~。
そんな思いで名付けました。

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今回も娘のときと同じく立ち会い出産でした。

やっぱり泣きました。。。

相変わらず僕は見ているだけでしたが、妻も息子も本当に頑張っていました。

自分も含め、生れるっていうことは本当にそれだけですごいことなんだなって理屈じゃなく感じます。

生んだ直後の妻の笑顔に、もうボロボロ泣いてしまった。。。


これからもっと楽しくなるね!

父ちゃんももっともっと頑張ります!!!!


応援いただいた皆様、本当にありがとうございました!

これからもみんなまとめて仲良くよろしくお願いします!!!
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-27 11:28 | 日記
お肉販売に向けて④
昨日屠畜した「きそひめつる4」は平成5年2月10日生まれの経産牛です。
我が家で何年も母牛として活躍し、昨年繁殖牛としての役目を終えました。
今年の5月から一昨日の夕方までは放牧場や耕作放棄地で草刈り仕事に従事。
そして、これからは放牧敬産牛肉として僕らを支えてくれます。

今回は枝肉となった「きそひめつる4」の説明です。
牛は屠殺後すぐに頭、皮、足、内臓などを取り除き、『枝肉』という状態になります。
この枝肉から骨を取り除いたものが『部分肉』と言い、サーロイン、ヘレ、クラシタ、マエバラ、ウチヒラ等々の大きなパーツに分けられます。
そしてそれを筋引き成形したものを『精肉』と言い、一般に私達が購入するような牛肉の形となるんです。

これは「きそひめつる4」の枝肉です。
どれが「きそひめつる4」だか分りますか???
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左から2番目が放牧敬産牛肉「きそひめつる4」
そのほかは通常の理想肥育した牛の枝肉です。

重さは枝肉の状態で219.6kgありました。
但馬牛の経産牛を放牧し、これだけの重量がとれれば上出来だと思います。
ちなみに今年1頭目の放牧敬産牛肉「なみふくよし」は150kgでした。

但馬牛の経産牛を穀物で再肥育した場合、通常250kg~300kgになります。
上記写真にある理想肥育の去勢牛だと520kgありました。
きそひめつる4は220kg。
これを小さいと見るのか丁度いいと見るのか。
僕はこれで丁度いいと思っています。(150kgは少なすぎですが。。。)
あとはどれだけコンスタントにこの重量を出せる牛と環境を作り出せるかだと思っています。

あと、この写真を見て気付かれた方もいると思いますが、枝肉の色が違いますよね。
きそひめつる4だけが脂が黄色いんです。
これは放牧で青草(カロチンを多く含んでいる)を食べたことによるものなんです。
一般的には脂肪は白いほうが見た目がいいので好まれます。
しかし、脂肪が白いから美味しいというわけではありません。
この黄色い脂肪はとっても味のある脂肪なんです!
これも放牧ならではの特徴ですね~。
今から食べるのが楽しみです!!!

明日はこの枝肉を部分肉にカットしてもらいに屠場に行ってきます!

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(つづく)

ツイッター(http://twitter.com/)も書いています。
たまに覗いてくださいね~。
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-24 00:40 | 放牧牛肉
お肉販売に向けて③
こんばんは~。

今日は「きそひめつる4」の出荷で屠殺場に行ってきました。
今年2頭目の放牧敬産牛肉となります。
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きそひめつる4は我が家では大食いの部類に入り、とにかく何でもバクバク食べる牛です。
彼女は最初「大照放牧場」という我が家で一番条件のいい放牧場にいました。
しかしてその後、荒れて困っている耕作放棄地を解消するために同地区の鍛冶屋という所に3カ月ほど助っ人に行くことになったんです。

この鍛冶屋の耕作放棄地は当時荒れ放題。
2m以上のススキや蔓草に覆われてジャングルのようでした。
傾斜がきついうえに崖があり、おまけに前が全く見えない。。。
あまりにも過酷な環境で、2頭の牛がパニックになり水路に落ちてしまいました。

「とってもこんなところに牛を放せない。。。」と一旦は牛たちを連れて帰ったものの、「何とか放牧できないだろうか?」と頼まれ、再度放牧方法を考えることになりました。

そこで登場したのが「きそひめつる4」でした。
きそひめつる4は我が家でも超ベテランの放牧牛&ボス気質。
彼女に指揮をとらせて再放牧に挑戦することにしました。


結果は大成功!!!!!
どんな厳しい環境でもきそひめつる4はへこたれませんでした。
全く地形がわからなかった耕作放棄地は3か月で完全に地形が把握できるほどに。
改めて牛のすごさを体感しました。

2mもあるススキなんて普通は硬くて食べれたもんじゃないんです。
栄養価も嗜好性も悪いので一般の牛は痩せてきてしまいます。
でも、なんと、きそひめつる4は逆に肥えて帰ってきました(笑)
これには僕もびっくり!!
超ベテラン牛の貫録を見せてくれました。

写真は出荷前日のきそひめつる4です。
いい体格ですよね~。

(きそひめつる4の屠場編につづく)
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ツイッターでタイムリーな田中畜産をつぶやいています。
宜しければこちらも覗いてくださいね~。
https://twitter.com/#!/tanakakazuma
いつも見に来ていただきありがとうございます!!!!!
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-23 00:12 | 放牧牛肉
ポリシー
以前ある方に「お前はあれこれと色んなことをやるけれど、ポリシーってもんがないんか」と言われたことがあります。

皆さんはポリシーって持っていますか?

どんなに魅力的な夢を持っていても目の前のことに追われたり、一時的な利益に目が行ったり、安易に快楽に流されてしまうと気がつけば自分の望む方向と大きく離れてしまいます。
そして、自分のやりたかったことさえ見失ってしまうことになります。

そのために大切なのがビジョンとポリシーです。

ビジョンは夢、進む方向。

ポリシーとは日々の行動指針のこと。
自分のすべての行動の基準となる考え方です。


僕は一つだけポリシーを決めています。

それは、全部を糧にするということです。

自分に起こることをすべて受け入れ、次に繋げるということ。

実は僕は何かあるたびに毎回めちゃくちゃ落ち込みます。
全然プラス思考になれません。
だけど、全部を糧にするって決めているからどんなことがあっても最終的に前に進めます。
このポリシー、就農当時から持っていたわけではありませんでした。

就農当初、畜産の新規就農者が珍しいということもあり僕は色々と優遇されていました。
そしていつのまにか僕は、応援してくれるのが当たり前だと思うようになっていました。
その時期の僕は応援していただいているにもかかわらず、あらゆることに不満を抱いていました。
うまくいかないのはすべて周りの環境のせい。
いかにも正論のように愚痴や批判ばかりを言っていました。
そのため、どんどん僕の周りの人は去っていきました。。。

何をしてもうまくいかない。
将来は不安だらけ。
その不安を実家の両親に当たり散らす。
全部糧にするどころか、全部が人のせい・・・・
どれだけもがいても抗議しても依存し続ける限り出口はありませんでした。

4年半ほど前のこと、ある出来事をきっかけに自分自身を見直さざるを得ない状態になりました。
完全に心が折れてしまった時期がありました。

悩んで悩んで悩んで、、、、ようやくわかったのは
今の自分の姿は全部自分が招いたことということでした。
それはどうしても認めたくないことでした。
認めた瞬間に薄っぺらなプライドが粉々になり、運転中も恐怖で歯がガチガチ鳴り、全身の震えが止まらなくなるなんてことも何度もありました。
それでも、誰のせいでもないので自分が変わるしかありませんでした。

もちろんすぐには変われません。
同じ失敗を何度もしました。
でもそのたびに、すべて自分次第なんだと自分に言い聞かせてきました。
時間はかかったけれど少しずつ自分も環境も変わってきました。

そしてある日、すべての出来事って糧にできるんだなって気がついたんです。
「それなら全部糧にしよう!」って。

自分自身のポリシーを持つこと。
それは自分がどうありたいのかということを真剣に考えることだと思います。

そしてこの行動の積み重ねが未来の自分なんですよね。
ポリシーを持つ!お勧めです!!!

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ほんとは違うこと書こうと思っていたんですが脱線してしまいました・・・(笑)
まあ、たまにはこんなのもいいよね。
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-20 22:10 | 日記
お肉販売に向けて②
今回は営業許可についてです。

肉の販売を行うには保健所の営業許可が必要です。
基本的なものとしては食肉販売業や食肉処理業といったものがあります。

今回、田中畜産では「食肉販売業」の許可を取ることにしました。
牛肉や豚肉は野菜や米と違い、自分で育てたものをそのまま販売することはできません。
自分の牛といえども勝手に屠殺することもできません。
これは公衆衛生の見地から必要な決まり事で、食肉とはそれだけ取扱いが難しい食品であるといえます。

「食肉販売業」とはその名の通り食肉を販売するための営業許可です。
精肉されたものを直接売る場合や分割や細切りをして販売するときに必要となります。

「食肉処理業」とは食肉販売業等の資格を持っている業者やスーパー等に肉を卸したり、枝肉で仕入れて熟成、脱骨、正肉(部分肉)、精肉と食肉のすべてを処理販売するための資格です。

そのほかにも「食肉製品製造業」など加工を行うために必要な資格もあります。


僕には最終的に加工や枝肉での熟成までやりたいという夢があります。
放牧牛肉にあった熟成法っていうのがあるはず。
とことん追求してみたい。。。
しかし、当面は年間5~6頭の販売が限界。
食肉処理業に必要な施設や資材をそろえると全く採算は合いません。。。

そもそも肉に関しては全くの素人。
無理な投資をせず、今できるところから一歩一歩広げていかなくてはいけません。
そのための一歩が食肉販売業です。

やりたいことはいっぱい。
でも資金・能力・経験・人脈等など足りないものだらけ。
だから一つだけ決めていることがあります。
それは「やめない」ということ。


先日ようやく工務店による工事が終了しました。
狭いですが今の僕の規模なら十分。

来週の月曜日に保健所の検査です。
それまでに冷蔵庫や備品の清掃と搬入に追われたいと思います。

日々忙しいけれど、ありがたいです。

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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-19 22:18 | 放牧牛肉
牛が消えた日
今年、宮崎県で発生した口蹄疫。
忘れられないです。
本当に本当に忘れられないし、決して忘れてはいけない。

でも、あれだけの被害がありながらも口蹄疫は過去のモノになりつつある。
29万頭もの牛や豚の命を次に生かすことができているんだろうか?

このまま風化させるわけにはいかない。。。

牛が消えた日』という小冊子があります。
今回の宮崎で起きた口蹄疫テーマにした童話です。

本当に素晴らしい内容です。
僕が牛飼いだからなのか、読んでいて涙が止められませんでした。
一人でも多くの方に読んでいただきたいです。
そして、口蹄疫とは何だったのかともう一度考え直す機会になればと思います。

以下からURLからダウンロードできます。
http://ushigakietahi.jp/index.html
ぜひ読んでみてくださいね!!!


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(主人公の女の子が娘と同じ名前で完璧に感情移入してしまいました・・・)
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-19 20:56
お肉販売に向けて①
いよいよ12月10日からお肉の販売を開始します!!
ご存知の方もおられると思われますが販売するのは但馬牛の経産牛(お母さん牛)のお肉です。
しかも、穀物で再肥育した通常のお肉と違い、出荷当日まで放牧仕上げの牛肉!
もちろん我が家でいままで繁殖牛として活躍してくれた牛たちです!!
これから少しずつ牛肉販売に向けての思いや経緯なんかも書いていきますね~。

僕が牛飼いを始めた頃の話です。
以前、僕はスーパーで買ってきた牛肉を食べて「これは牛の命なんだ。ありがとうな~。」なんて思ったことはありませんでした。
「牛は牛。肉は肉。」
割り切っていたというか、感情は完全に切り離して考えていました。
なので特に牛肉の販売がしたいとも思わなかったし、お肉を売るというのは全くの別の世界の話でしかありませんでした。

ある日のこと、お世話になっている肥育農家の方から
「お前んとこから買った牛を屠畜したから、いるんやったら送ってあげるで」
と言われ、その牛のお肉を注文しました。
僕の仕事は和牛の繁殖農家といって母牛を飼育し、その子牛を販売するのが仕事です。
生れた子牛とは8か月ほどしか一緒にいません。
あとは肥育農家という牛を太らせて牛肉にする農家さんが2年ほど飼育するんです。
肉として送ってっもらった牛は2年前の牛。
記憶は薄っすらとしかありませんでした。
でも、食べた時に今までにない不思議な気持ちになりました。
「ああ、あいつがこうなったんか。美味いなあ」って。
なんだか懐かしい感じがしました。

また違う時のこと。
自分が長年飼ってきた牛が母牛としての役目を終え、再肥育したのちに牛肉にすることになりました。
初めて自分の牛を屠殺場に連れて行った時、緊張でいっぱい。
自分で屠殺すると決めたのに躊躇し、「ごめんな」という気持ちしかうかびませんでした。
上っ面は平静を装っていたけれど申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
牛に「ありがとう」なんてとても思えなかった。

数週間後その牛の肉を買い戻して食べることにしました。
食べる前は少し複雑な気持ちです。
でも、、、、、めちゃくちゃうまかった。
食べた瞬間にありがとうって思えた。
スーパーで買ってくるお肉とは違う感覚。
あったかくなる感覚。

今まで食材に対してありがとうなんて思って食べたことなんてなかった。
牛肉は牛の命なんだってことは子供のころから知っている。
「いただきますは命をいただきます」
そんな言葉も聞いたことがある。
でもなんか今までの感覚と違う。
なんなんだろうこの感覚は?

そして気づいた。
理屈じゃなくて直接関わりを持たないと実感はわかないってこと。
そして自分が飼っていた牛とのかかわりを再確認できた。
関わりを持った牛を大切にしたいって思った。
最後まで、食卓まで関わりたい。
みんなにもっとうちの牛を知ってもらいたい。
そんな気持ちを持つようになった。

その感覚が牛肉販売を意識した原点なのかな。

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空き時間にリアルタイムな田中畜産をツイッターで呟いています。
https://twitter.com/#!/tanakakazuma
こちらもちょくちょくのぞいてみてくださいね。
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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-18 23:58 | 放牧牛肉
ポンキー加入
お元気ですか?
すっかり寒くなってきましたね。
ここ数ヶ月は忙しすぎてパソコンから遠ざかっていました。
だけど、忙しい時こそ仕事を見直すチャンス。
年末に向け忙しさは倍増ですが攻めの姿勢でいきますよ~。
ブログも復活していきます!!
よろしくお願いしますね。

空き時間を見つけてリアルタイムな田中畜産をツイッターで呟いています。
https://twitter.com/#!/tanakakazuma
こちらもちょくちょくのぞいてみてくださいね。

さて、田中畜産にこのたび新しい仲間が加わりました!

今回の新メンバーは。。。。。。。。。。。。。。。。。

待望の第2子!!・・・・は今週が予定日なのでもうちょっと先で。

新メンバーは。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ロバの『ポンキー』♂です!!
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かわいいでしょう~。
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家の裏で飼っているのでカーテンを開けるとポンキーがこっちを見て鳴きます(笑)
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子供が大好きです。
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もちろんニンジンも大好きです!



このポンキーちゃん。
ブログの自己紹介欄で
「5年以内にはぜひロバを飼いたいと思っています。」
と書いていたことがきっかけでご縁をいただきました。

ロバって日本では300頭くらいしかいないんです。
なのでこうやって我が家に来てくれたのは本当に縁としか言いようがない。
ポンキーはうちに来る前に家族として大切に飼われていたのでも~のすごく馴れているし賢い。
すっかり我が家の一員になってしまいました。

この大きさでもう大人なんですよ。

田中畜産のポンキーもこれからよろしくお願いしますね。

ロバいいよ~。
みんなもロバ飼おう!!

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Top▲ | by beefcattle | 2010-11-16 02:27 | 日記
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