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その家なりの蹄
忙しさを理由にブログもすっかり放置していましたが、マイペースにその日の事をちょこちょこ綴っていこうかと思います。

今日(もう昨日か?)は地元但馬の養父市で繁殖牛の削蹄でした。

5件の繁殖農家を回ったのですが、それぞれの農家の飼い方、好み、環境、経営状況等など、色々な要因が積み重なってどの家も『その家なりの牛』になってって面白いんです。
牛の性格も家によって違います。

同じように蹄も『その家なりの蹄』になっています。

良く伸びたり、ぶ厚かったり、盤が大きかったり、立っていたり、薄かったり、硬かったり、軟らかかったり、内ヅメだけ変形していたり、石がいっぱいくいこんでいたり。。。。。。

そういった違いを見るのも削蹄の楽しみの一つです。

例えば、繋ぎ牛舎で牛床のコンクリートがつるっつるの場合。

蹄の裏が削れないので盛ってきて船底のようになってしまいます。
同じように先端も擦り減らないためどんどん伸びます。

それを削蹄せずに放置しちゃうと。。。。。

こうなります!!!!!!!!!!!!!!
(写真は今日行った農家さんの蹄じゃないですよ)
d0099005_054161.jpg

びよ~ん。
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内蹄を鉈で叩くと長さの違いがよくわかりますね。
(この後、外蹄も内蹄の長さに合わせて短くして、足を持ち上げ鎌で蹄の裏を削って整えていきます。)

d0099005_123518.jpg

こっちは後ろ脚の蹄。底面が盛っているため脚にかなりの負担がかかっています。

そういった色んな蹄を1頭1頭1つ1つ切っています。

蹄葉炎で変形してたり、ガッチガチに硬い蹄なんかは切ることだけで大変。
正直「ううわぁ~、いやだなあ~、切りたくないなあ・・・」って思ってしまいます。

でも、変形蹄で立つのもしんどそうな牛が削蹄後にトコトコトコトコって小走りで歩いて行くのを見ると「切った甲斐があったなあ」と最高に良い気持ちになる。

牛が好きだから牛飼いしてるけど、牛が好きだから削蹄も好きなのかもしれません。

こうやってそれぞれの農家で同じようにを蹄を切っても1年後にはまた『その家なりの蹄』になります。

だからこそ定期的な蹄の管理が大切!!


さあ、今日も削蹄です!!!!
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Top▲ | by beefcattle | 2011-05-13 01:35
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