あけましておめでとうございます。
今年は暖冬で非常にすごしやすい冬になりそうですね。

1年前は今年と違い、大雪続きで毎日がバタバタの連続でした。大晦日の夕方には死産があり、その夜にはお産が2頭、その最中にドカ雪で停電、ポットが使えず粉末初乳も溶かせない上、保温のヒーターもつけれない、何より暗くて牛が見えない!といった事もありました。
粉末初乳を飲ますため、ひざ上10センチ位の雪の中を30分走って家に帰り、ガスコンロでお湯を沸かし、やかん両手に牛舎に戻り、哺乳の後は停電のため風呂にも入れず暖房も使えず、震えながら一人布団に丸まり、寒くて寝れなくて結局軽トラの中で寝た記憶があります(笑)
12時に仕事が終わらないなんてザラでしたし、大雪で牛舎の施工時期が大幅にずれたり、牛が次々死んだり、精神的肉体的に限界で周囲の身近な人にあたることもしょっちゅうでした。
以前の牛舎の2階には仮眠室があり、夜はいつもそこで寝ていたのですが、虚弱な子牛が生まれれば風呂に入れ、体を温め、一緒に寝たこともありました。
今はそんなことはありません。
家と牛舎は歩いて1分。
雪も以前のところよりはかなり少ない地域です。
糞の処理も除雪も機械でします。
だからかなりすごしやすい。
だけど、もう一度あの頃のようなむちゃな牛飼いをしてみたい。
そんなことをたまに思ったりします。

この時期の経験は僕の牛飼いの根っこです。
この頃を思い出すたび、まだまだやれるわい!っていう気持ちになれるのです。

今年も昨年以上にガンガン行こうと思います。
ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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             当時の仮眠室。ぐちゃぐちゃです(笑)
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Top▲ | # by beefcattle | 2007-01-01 23:01 | 新規就農
農業
僕が実習を通し、農業をはじめて一番感じたことは農業とは地域あっての産業だということです。
牛飼いを始めたばかりの時は技術論にはまり、牛飼いは技術だとまで思っていました。
しかし、最近は地域に農業者としてどういった貢献ができるかが大切だと思うようになってきました。
そのためのちょっとした構想もあるのですが、それをするにはまだまだ力不足です。
しかし、そういう視点がもてるようになったことでますます農業ってやりがいのあるいい仕事だなと思うこの頃です。
現在、全国的に農家戸数の減少が激しくて、その分大規模農家が頭数を補う形になっています。
しかし、それは個人的には良い流れではなく危惧すべき状況で、少しでも農家の数を増やすことがひつようなんじゃないかと思います。
そのためには後継者はもとより新規就農者がどんどん出て来る状況をつくらないといけません。
まずは成功して牛飼いは儲かるんだという姿を見せなければいけませんね。
牛を1頭飼うくらいは大して知れてます。
1家族に1頭牛を飼ってもらえたらかなり面白い産地になるんだろうなと思ったりします。
僕にとっての牛飼いはもちろん自分が食べていくための仕事です。
しかし儲けるだけでは面白くない。
せめて農業から日本を変えていくくらいに思わないと。
農業にはそれだけの力があります。
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Top▲ | # by beefcattle | 2006-12-31 19:00 | 新規就農
就農前と現在
2002年に就農したときの増頭計画では当時から11年後の35歳で繁殖25頭でした。
当時は牛舎を新築したり大きな借り入れをして牛を飼うなど考えられなかったのです。
当初5頭の親牛からはじめたのですが、雌が生まれたら保留をし、徐々に増やし負債は少なく経費を抑えてといった考え方でした。
もちろん自己資金をある程度持ち、それで経営していく方法はリスクが少なく安全です。
しかしこの方法だと僕の頭では35歳で25頭でした。
自己資金を増やす方向も考えましたが、かなり遠回りになり本末転倒になると思ったのでやめました。
25頭では1頭当たり15万の純利益がでたとして1割保留、1割事故と見て8割販売と考えると販売頭数は20頭です。
20頭×15万=300万/年
一人ならいいが家族を持つことを考えると35歳で年収300万はいくらなんでも厳しい。
35歳で300万ということは35歳までならまちがいなく300万を切るということです。
こんなこと本当にやっていけるのか。。。
本当に何度も何度も葛藤しました。
諦めようと思ったことも何度もありました。
それでも最終的にやってみたいという気持ちが勝ち牛飼いをはじめたのです。
当初から完璧な計画を書きスタートしたわけではありませんでした。
この方法ははっきり言ってお勧めできません。
しっかり計画して十分家族を養う自信があってこそ就農するべきです。
でも、このときの決断があったから今の僕があるのです。

現在牛飼いをはじめ丸4年が過ぎました。
28歳で50頭になりました。
当然負債は多いですが十分返していく自信はあります。
次は100頭です。

就農するにあたり綿密な計画は絶対必要です。
しかし、綿密な計画をたてればたてるほど楽なものでは無いということがわかってきます。
儲かる計画ならぜひもう一度見直すべきです。
素人が計画して儲かるようなら農家はみんな儲けてますから。
最終的にはそれでも本当にやりたいのかどうか、覚悟があるのかどうかです。
実際、いざ始めてみればやりようはいくつもあります。
当時の自分の考え以上の考えができるようになります。
ただそれには綿密な計画とそれを踏まえた覚悟があるかどうかだと思います。

今後新規就農者がどんどんでてくるためにも、もちろん自分が食べていくためにも僕はこの5年で今以上の結果を出さなければいけません。
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Top▲ | # by beefcattle | 2006-12-27 20:05 | 新規就農
削蹄
今日も削蹄に行ってきました。
と言ってもまだまだ見習いです。
僕が今教えてもらっている削蹄組合は全国区の技術を持った方々です。
同じことをしてるつもりだけど牛への反応や接し方、足持ち、ナタ、カマ、ロープの使い方、道具の研ぎ方、体の置き方、道具の置き方、、、ひとつひとつのレベルが違います。
当然切る速さなんて比べもんにもなりません。
今までお金をもらって削蹄していた自分がかなり恥ずかしいです。
1日でも早く1人前になれるようにならないと!
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Top▲ | # by beefcattle | 2006-12-24 21:35 | 日記
買いだめ
買いだめしました。
まずはミルク。
来月からトン当たり40,000円値上げ。
てことは1袋あたり800円あがるってこと。。。。。
「100袋、今月中によろしく!」
次は乾草ストロー。
ライグラスは1月からは在庫もままならなくなるとのこと。
少なくともフェスク、ライグラス共に値下げは今後しばらく見込めない。
ちょっと軸が太いものなら今あるとのことで値段聞いたらどえらい安い。
「コンテナ2車(50t)今月中によろしく!」

来月の請求書が恐ろしいです(笑)

乾草納入の日、なかなか車が来ないもんでとりあえずコンテナの場所まで行ってみました。
なんだか業者がごちゃごちゃいってます。
聞いてみると「乾草がコンテナから出せないから帰ります」との事。
あ、コンテナの壁が外に膨らんでる!
はちきれんばかりに草が押し込まれていました。
アメリカからコンテナに入れるときに無理してつめたからだろうって。
業者もこんなの初めてですなんて言うし。
どうやってつめたらこんなことに?
いったいどうなるんだと思ってたら次の日に新たに梱包しなおした草を持ってきました。
で、いざ牛舎に入れてみたら今度は牛舎がぎゅうぎゅうに!(笑)
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Top▲ | # by beefcattle | 2006-12-23 21:47 | 日記
"Fallen Leaves" Skin
by Animal Skin
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